虫待つ人もゐる桜
いつものように、机脇の「飼主監視台」で穏やかに 過ごしているクルシャ君です。 この季節になると、鳥がよく鳴いているし、虫も増えてくるね。 風を入れるために窓を開けていると入ってくることがある。 でも、クルシャ君は虫を見つけて興奮することはあるけれども 決して捕獲はしないんですよね。 飼主は以前、虫取りの上手な猫と暮らしていたことがありました。...
View Articleクルシャ君の新しい拠点
来客用に購入したソファーベッドを展開。 応接間兼客間兼和装準備室でベッドメイクしたところ、ただちに クルシャ君が占拠している様子。 ひらべったくなって、所属を主張しています。 無主の島を海上に発見した探検家とか、軍の派遣した占拠部隊の 先遣偵察隊の気分なんじゃなかろうかと推測。 心配しなくても追い出しはしませんよ。 本当ですか? まだ疑ってる。...
View Article町家で時を惜しむ
散髪をした休日の夜に、いつもの店の二階へ上がりました。 古い町家を再利用した店は、探すとこのあたりでいくつもあります。 むしろ主流と言っていいかもしれない。 再生の手法が店毎に違うので、気に入った場所を探す愉しみ方もあり ます。 この壁紙は改装以前のままのようです。自分なら壁紙換えるんだけどな。 このままがいいのだろうな。などと思いながら座って過ごします。 町家の二階というと、大体こんな感じ。...
View Article衣類籠に潜むクルシャ君
気配が無い。忙しくしている時に目の前に現れては、注意を 惹きたがる猫には馴れていても、すんと静かになって足音も しないことがしばらく続くと、飼主が不安になってきます。 クルシャ君はどこかに籠もっているようです。 どこに籠もっているのか。その答えは既に冒頭の写真にあり ますが、ベッド脇の衣類籠の中にはまりこんでました。 いろんな場所を見つけては、居場所にするクルシャ君です。...
View Articleランス君の最近の動画
最近よく通るようになった道に、猫たちの様子が覗ける家があるのです。 施設でも店でも無く個人宅らしいので、張り付いて見ることもないのですが、 こちらの家は元は店舗だったようで、ガラス張りの展示用の出窓が入口脇に あって、その場所が猫たちの寛ぐ空間になっているものだから、この前で 立ち止まったり和んだりするする通行人がいるわけです。 この日も出窓あたりで寛いでいる猫を発見。...
View Article広げると居座る猫
先月29日に、鉄道博物館が2㎞ほど離れた場所に開業。 その頃から、昼間あたりにSLの汽笛が飼主の家にも届くようになりました。 明け方には寺の梵鐘が幽かに響き、昼の人跡少ない頃には汽笛。 静かで居られることで、今まで聞けなかった音を楽しめるようになりましたね。 随分と暖かくなったので、冬場の衣料はクローゼット入りです。 しまうために広げていると、ものの数十秒でクルシャ君が自分の居場所...
View Article紅いケースと尻尾の裏
いままであまりご紹介できていませんでしたが、それには理由があります。 もちろん、飼主はクルシャ君の様子を狙っていて、何か魅力があれば 必ず些細なことでもこちらで報告するように心がけているものの、何せ 相手は猫なのでこちらの要望なんかはちっとも聞かないわけです。 そうなると、狙うよりも偶然にかけるしかない。こうして偶然に撮れた写真...
View Articleクルシャ君のころころ動画
風の気持ちよい日、窓を開けてから買い物。 行きつけのパン屋で焼きたてのパンをいくつか購入。 戻って来ますと、クルシャ君の歓迎がいつもより念入りです。 やはり、過ごし易くてパンの香りなんか嗅ぐと、クルシャ君も 気分が良くなるのでしょうか。 袋のにおいをチェックして 食卓でくねくねする猫 食卓の上で、ころころくねくね開始。 落ちそうになるのを心配しながら撮影。...
View Article宇治行ってカレー
電車で近くの街へ出かけます。 宇治市駅前。 今まで何度も素通りしていて、降り立ったことはありませんでした。 蛇口をひねると番茶が出てくる小学校のある宇治。 橋姫もいます。 とにかくお茶のアピールが強い。 残念なことに名高い宇治茶をここで飲むことは無く、戻って カレーを軽く食べただけでございました。 螢火白楊クリエーター情報なしうるたや にほんブログ村
View Article寺町の駄菓子屋と京飴屋
以前浅草の吾妻橋あたりに住んでおりました頃、西日暮里の駄菓子屋 横町みたいなところに出かけていって、くじ引きのガムボール抽出箱 を丸ごと買って愉しんでいたものでありますが、あの横町どうなって いますでしょうか。もうないのかな。 こちらは京都市内の駄菓子屋。 観光地の一角にあって、祭の露店のような雰囲気。 この近くには、人文書関係でディープな古書を扱っている質の高いいい店が...
View Articleクルシャ君の親密な挨拶
日に一度は飼主の机の上にやって来てそのまま眠り込むクルシャ君。 この日もよく眠っていました。飼主の手が止まったついでに、撮影して ついでに撫でてみました。 寝猫の親密な挨拶 目が覚めたようです。 片手をひとのばしして、大きな欠伸。 一度また横になって、 小さな牙を見せながら、もう一度欠伸。 まだ眠たいんですかね。 起こしてしまったかな。 水のソーテール6: 臍行者 オンパロ・プシシック...
View Article夜明けのクルシャ君
真夜中に南の空を渡る火星が近年に無いくらいに輝いていたものだから、 つい作業を延ばしながら、たまにベランダに出てはあの篝火のような光 を眺めている内に朝になってしまった日。 どうもクルシャ君も、近くに居て起きていたようです。 一緒に寝ましょう、と何度か誘いに来たような覚えもありますが クルシャ君のお誘いは奥ゆかしいので、気にならないのです。...
View Article夏のクルシャ君洗い
6月です。冬の間には戸惑われていたクルシャ君のお風呂が 躊躇無く断乎として行えるようになりました。アメリカの内諾を得た 財務省の為替介入みたいなものです。 クルシャ君の毛玉と抜け毛と汚れへの介入。 クルシャ君の毛並みを注視し、過度で無秩序な毛並みの劣化に際しては 健康維持のためこれを座視しない。 暖かくなると、換毛と汚れが目立つようになります。...
View Articleおもちゃの先にクルシャ君
クルシャ君、なんとなく沈んでいます。 ほんのすこし前のことを思い出しているのかもしれません。 飼主は、階段から上がっていくまでの動画を撮ったのです。 おもちゃを追跡して猫に出会う 点々とクルシャ君のおもちゃが落ちている先にはクルシャ君が。 こうして自分の居場所におもちゃを集めるのがクルシャ君の日々の 活動になっています。クルシャ君のおもちゃ使いについては、他にも...
View Article2016年のクルシャ君らしい顔
いつも近くで見つめてくれるクルシャ君の表情を写真にしています。 こちらは穏やかにしている状態。 これでもクルシャ君らしい顔ですが やや、身構えると、よりクルシャ君らしい顔つきになります。 今年のクルシャ君らしい写真の一枚。 同様に、座って顔を向けているクルシャ君ですが 僅かに近寄って、木菟入っぽさを強調すると、クルシャ君らしい顔に。 クルシャ君、こんなに耳大きかったかな。...
View Articleクルシャ君の姿
前回はクルシャ君の顔つきについての記事でしたが、今回は クルシャ君の体つきについて。2016年現在のクルシャ君の体型は こんな感じです。 毛で覆われているので、実際の体型は分かりづらくなっています。 たまにクルシャ君洗いの記事で御覧頂けている通り、毛の無い実体の クルシャ君は、首が長くて体の細い、そして尻尾の付け根がやや太め の猫です。...
View Article薄緑の瞳をして噛みつく猫
クルシャ君こんにちは。満足してませんよね、いつものように。 クルシャ君はいつも飼主のことを見ていてくれるのに、飼主が 構わないとつまらなくなりますよね。分かります。当然ですよ。 じゃ 転がしてみるか この時期、薄緑色のクルシャ君の瞳の色が涼しげです。 この悪そうな顔だって気に入ってます。 前脚で押さえながら噛みつくほど喜んでくれています。 緑の瞳の生き物に組み付かれていられる幸せ。...
View Article夏の居酒屋
夏の居酒屋。 夏には夏の日本酒があります。 夏向けの爽やかで冷やして旨い日本酒は数年前によく造られる ようになったのだと、こちらの店主が教えて下さいました。 というわけで、この夏も通わせて頂くこととなりました。 何度出かけても飽きないのだから、行くしか無いですよね。 おばんざい盛り合わせ。野菜の味付けが観光料理店とは違う、って 前に指摘した通りです。 水のソーテール11: 洗礼のダエーナー...
View Article背後へ向けて想像の両腕を広げる猫
なかなか眠れずに朝になってしまった夏の夜、クルシャ君が 起き出した飼主を待っていてくれました。 タイトル写真のように、座った姿勢で振り向いてくれる姿が 無条件に愛しく思える飼主です。 猫は背中で相手を受け入れる ご存じでした? 仲良くしている誰かには、猫は背中を向けて待ちます。 意識が常に集団ではなく、特定の誰かへと向かっているのが 猫らしいところ。...
View Article門前で眠る猫のいる幸せ
本ブログで何度か写真を載せている門前猫にまた会えました。 ダイリュートキャリコのかなり年取った猫で、細い身体をしています。 このあたり、両本願寺も近いので、親鸞と縁がある寺もあって、こちらも そのひとつ。かつては法華の大きな寺が五条あたりにあったそうです。 そういえば、あの巨大寺院本能寺も日蓮宗の寺だったんですよね。 死のうは一定 カメラを近づけても目を開けない、既にして彼岸に達したような不動感。...
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