夏くるとサラダ
すっかり夏毛となったクルシャ君は、一日を通して 冬と同じように、過ごし易い場所を求めてあちこちでこうして 寛いでいるようです。 本日夕方はベッドの上。 少なくなった柔らかい毛のまま好きなように転がるものだから 寝癖がすごいことになっています。 その原野の野火みたいになってる寝癖を、飼主が外出から戻るまでに 直しておいてくださいね。 近場のランチに誘われまして 用事もあったので、手早くまとめまして...
View Article廃屋とラーメンの洗練
同じ場所を往き来していても、気付かなかったものに 突然呼ばれるように注意を向けることがあります。 今回は、半ば朽ちた民家の蔵の様子。 近くに寄りますと、重厚な造りの伝統的な蔵ですが 屋根周りが植物に占拠されつつある。 かなり寄ってみました。隣の家屋も相当浸食されている。 放置されて10年も経ったのだろうか。もっと短い期間で こうなっているような気もする。...
View Article夏のクルシャ君は廊下で眠る
冬は一緒にベッドに入って来て眠ってくれるクルシャ君。 夏のこの時期となると、風通しのいい廊下あたりで 眠っている姿をよく見ます。 もっと暑くなると、玄関の敷き煉瓦の上で寝るんだろうか。 とにかく、クルシャ君のこんな様子がみじめっぽいので 気になって話しかけに行きました。 廊下を寝床にする猫 そうしますと、クルシャ君はこんな場所でもそれなりに自適していて...
View Article赤面とベッドで遊びの名残を惜しむ猫
クルシャ君が午後のベッドを独占中。 側へ行くと、遊んで欲しそうにしていたので さっそく、片手で相手をいたします。 午後のベッド猫 クルシャ君のいいようにされて、楽しんで貰いつつ、 まだ遊びたそうな頃合いを見て、去って行くのです。 すると、動画の最後のあたりで、クルシャ君がまだ遊び 足りなさそうに名残の前脚をこちらに向けて、挨拶して くれます。 何事も、ほどほどがいいのだよクルシャ君。...
View Article夏草の黒猫と猫のプレゼント
こちら、夏草の中にいる黒猫。 実は、毎日のようにこの子に会うためだけに最近 公園に出向いております。 黒というか、チョコレート系ですかね。 歩き方もかわいいし、じっとして屈んでいると 近くをうろうろしてくれます。 立って近付いていったり、手を出したりしますと 大層怖がってお逃げになられます。 外で暮らすには、これくらい警戒心があったほうが いいですよ。...
View Article神社猫と遊行の人
今回は神社の敷地探索の愉しみ方のひとつを、その手法とともに 簡単にご紹介。ネットのおかげで、神社探索も楽になり、また楽しみ 方もより重層的になって、濃密な時間を過ごせるようになっております。 まずは、冒頭の石碑を御覧下さい。 神社は石碑の宝が集中しております。 石碑には「聖跡二十五拝 第三番」と書いてある。 中途半端に見ておりますと、よくある関連史跡のグルーピングなんだろうくらいに...
View Articleクルシャ君の「離しませんよ」
午後遅くいつもの店に出かけますと、ランチの時間が 終わってました。 ランチが終わっても連続して営業する店なので、軽食を いただくことにします。 エンチラーダス。 あまり食べたことありませんでしが、こういう味なのね。 とにかく用事を済ませて戻りますと、荷物がありました。 荷ほどきした紐を捨てたところ、クルシャ君がゴミ箱に 前脚をかけて中を覗いている。 それを放っておいたところ...
View Article京都府北部の日本酒
日本酒の話でございます。 今年になって、京都市四条通近辺に日本酒の地酒を置く店が次々に 開店しております。 やはり、京都市の日本酒条例がじわじわ効いてきてるんですかね。 日本酒しか飲まない飼主にとっては極めて喜ばしいことであります。 たまに紹興酒も飲むけど。 上の写真は今年開店した京都の地酒の専門店。 京都の地酒だけに特化して、流通から得がたい銘柄については...
View Article菅公さまの落梅
盛夏の始めのあたり 夕立が激しくなった頃 厚い雲が通り過ぎる午後に、クルシャ君は転がって 過ごしています。 夕立が去ってから、まだ寝転がっているクルシャ君に 出かけていくことを告げて出回ります 帰り道にいつもの神社に立ち寄りますと、いつもの猫がいます。 京都 神社本殿脇の猫たち 何度か出会っては挨拶している猫ですが、この日は二匹で くつろいでいました。離れた場所から動画を撮影していた...
View Articleクルシャ君の通信棒更新
近所にまた空き地ができました。 すでに建築計画も敷地前に掲示されています。 ゲストハウスになるようです。 市内の雰囲気を保持しながら再開発してもらえると信じる よりない。雇用とGDP維持のために、中国は既に34億人分の 新築住戸を建設もしくは計画中だと聞いて驚いたんですが、この 数字真に受けて良いのか。空き地に新築が出来る様子を近場で 見続けていると、穏当な開発、適度な成長が少なくとも観光と...
View Article星自慢と雷が怖いアリアン
この日、午後からの夕立に雷雨が伴って空が鳴っていました。 アリアンのところに行くと、雷の音に萎縮したアリアンが大きな身体 を小さくしていました。 姿勢を低くして移動するアリアンが不憫だったので、いつもの ように抱き上げてみると、そんなに嫌がらない。 そこで、またいつものように顔を寄せて何度かキスしてみると 強ばっていた身体が柔らかくなって、物腰も穏やかないつもの アリアンになりました。...
View Article鵺の神社に詣でて知らずに有名店に入る
市内の散歩範囲を歩いていて、鵺に縁の神社があったので 参拝。 境内に掛けてあったポスターイラストによる「鵺」 顔がクルシャ君に似てる。 尻尾が蛇でなくて良かったなクルシャ君。 『和漢三才図会』には、夜に鳴く鳥じゃと書いてある。 同種のモノとして、黒青(しい)なんぞというバケモノが居るらしいが、 こちらはなんと首回りに黒気をまとっておるとか記述されているから、...
View Article雨宿りの食事とねこじゃらしの耐用劣化
街を歩いていて、突然夕立。 しかも短時間の豪雨で、傘も効かないとき 雨宿りをします。 永井荷風の『墨東綺譚』でもって、東向島のあたり のヒロインと主人公が出会うきっかけが雨宿りだったり するんだが、そのあたりの仕掛けが陳腐だとか、いや 伝統的でいいんだとか、まったくもってどうでもいい やりとりが昔の文芸誌に載っていてうんざりした記憶が ございます。 御覧の通り、この日は大粒の雨に降られて逃げた先で...
View Article2017年の祇園祭山鉾
クルシャ君、先月の蒸し暑かった頃のことまだ覚えていますね。 約束通り、あの頃撮影して回っていた写真がまとまったので 今年の祇園祭の山鉾巡りなんかを御覧頂こうと思いますよ。 こうして写真を撮ってはおりますが、この間何を撮ったのか よく確認しておりません。極端な話、こうして写真を再度見ること でようやく確認できております。それくらい咄嗟にレンズを向けて 撮ってます。...
View Article祇園祭巡幸前の四条周辺を歩く
立ち止まって、物陰に入ると、より汗をかいてしまうという 独特な暑さ。陽射しに当たっていた方がむしろ汗が乾きやすい ので涼しく感じるかもしれん。 鶏鉾でしょうか。 毎日のように夕立がございますが、真夏が近付く度に 夕立後の涼しさが減じていきます。むしろより蒸した 感じになっていくのです。 こうした空気に貴重な懸荘品ををさらすのはまったくのリスクでしか...
View Article祇園祭の真昼に熱いものを立ち食いする
上のタイトル写真は蟷螂山。 チャレンジャースピリットを讃える造作物であります。 南アフリカのサン族の神話では、人類の始祖はカマキリなんですな。 日本のカマキリと同じ見掛けではないと思われるが、ゲラルダス・ファン・デル・レーウの 報告によると、「大きな目をして鎌を下げている様子が、人類には普遍的な 祈りの姿を想起させる」ものである故に、サン族が何か神聖な精神を感じ取った...
View Article岩戸山の祇園囃子二種
先月の祇園祭の数日間、それなりに近場を出歩きまして、密かにわが 課題としている案件につきまして、僅かながらでも解決の為の情報 を獲得すべく、資料集めなんかを地道にやっておった飼主であります。 その課題とは、去年あたりから意識しだしたことでして、どうも祇園囃子は 山鉾によって曲が違うし、以前は謡曲のように歌詞もあったかもしれない。...
View Article夜の祇園祭
ご存じの通り、祇園祭の山鉾巡幸の数日前から、街路に設営された 山鉾では、夜も祇園囃子を奏でて祭を営んでおります。 昼間はこのように、明るいところで懸荘品などを見て回ります。 今年は特別蒸し暑かったので、飼主はほとんど外出しておりませんが 隙を見るように出かけては何枚か写真にして参りました。 夜となりますと、このように山鉾の埒を示す提灯が点灯します。...
View Article夜の山鉾に登る
菊水鉾 本年の茅巻を菊水鉾に交換。 購入すると、演奏中の鉾に上がれるという搭乗券をもらえた ので、すぐに公使。 祇園祭 菊水鉾 囃子 動画も撮影いたしました。本来は この搭乗橋でうろうろしていてはいけないのですが、 鉾の内が他の見物客で混んでいたものですから。 動画の撮影をしている間に、舞妓さんが出現。 祇園祭だし、鉾の上だし、祇園囃子進行中に舞妓さんだし、 なんぼほど京都やねん、と。...
View Article屏風祭、店頭展示
祇園祭、山鉾巡行前後の期間中、路面の店に由緒ありそうな芸術作品 が伝わっている場合など、店側の判断で作品を見えるように展示して くれている場合があります。店だけでなく、個人宅でも展示公開されて いる場所もあります。 山鉾だけでなく、こうした善意の協賛展示も、迷惑にならないように 拝見していくのもかなり楽しい。 こちらは、麩の製造販売をしている会社の展示品。 献上麩、なんてあったんですね。...
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