近所にまた空き地ができました。
すでに建築計画も敷地前に掲示されています。
ゲストハウスになるようです。
市内の雰囲気を保持しながら再開発してもらえると信じる
よりない。雇用とGDP維持のために、中国は既に34億人分の
新築住戸を建設もしくは計画中だと聞いて驚いたんですが、この
数字真に受けて良いのか。空き地に新築が出来る様子を近場で
見続けていると、穏当な開発、適度な成長が少なくとも観光と
文化の維持には大事だと言うことがよく分かる。
入れ替え、更新、スクラップアンドビルドは猫の生活にも必要です。
その規模も変更も小さなクルシャ君の手先に収まるほどのささやかさ
に限定されます。
むしろクルシャ君がハンドルできる程度の更新に収まるべく、飼主
が管理するように心がけているわけです。
この日は、クルシャ君が散々持ち回ったり振り回したりして、すっかり
くたびれてしまったねこじゃらしを新品と交換しましたよ。
新しいねこじゃらしを点検する猫
さっそく、ホールド感、噛み心地、いじりやすさなんかを確認
しているクルシャ君ですが、ねこじゃらしの穂先が新品なので
帯電しやすくなっている上になんだか繊維が豊かなものだから
自分の毛にはりついてしまいます。
クルシャ君にとって、ねこじゃらしはただの玩具ではありません。
あるときは飼主のベッドに持って上がって、添い寝の友とし、あるとき
は餌台に立て掛けて相伴とし、飼主が出かけると玄関に運んで、ここで
帰るのを待ちながら淋しさを紛らわす相手にしていたことを示すため、
その場に置き去りにする、といった自分の気分の変化を記録して見せて
くれる、飼主との間の媒体ともなる通信道具なのです。
これらのことを、飼主はねこじゃらしの位置と置かれた状況を推察
することで、クルシャ君の気分の変移を時間を遡るようにして引き受ける
ことができる。
というわけで、飼主にとっても意味のある道具となってしまった
ねこじゃらし、百円均一の店なんかで容易に手に入るので同じ物
を与えております。
ちなみに、今ねこじゃらしは飼主の椅子の真後ろに運ばれてきて
います。
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