花と門前菓子
街路樹の植え込みあたりに咲いている薔薇 咲いているというよりも、以前に近くの誰かが 春の愉しみのために、植えてくれたものと思われます。 以前住んでいたあたりの街路樹の脇には、萩が育って ましたね。秋には余程伸びて往来を邪魔するので、植えた 人に行政から注意文書が提げられてました。 ああいうのも財産権を考慮されてるんだろうか。 飼主はこういうのは無主の花だと思ってますが、無主の...
View Article伏見へ出かける
なんだか前回、まだ出会っていない門前菓子 のことを考えていたら伏見に来てしまったようなことを 書いておりますが、もちろんいつもの迂遠な韜晦癖の せいでそのように書いておるわけでして、別のもっと 明確な目的があってやってきたのです。 伏見ですから、酒蔵ですよね。 他に何の目的で伏見に来るというのか。 いまさら、お稲荷さんの千本鳥居とか厳しいっす。 こちらは伏見の酒を揃えた販売所であって、カウンターで...
View Article『ウルタールのうる』第二十九巻ガイド
『ウルタールのうる』第二十九巻が出版されました。 二十九巻では、ンガリハリを共同軍に半包囲された屍鬼が攻勢に転じる 局面を中心に、両軍の動きから、個別のキャラクターの描写まで、 場面を何度も転じながら、時の経過を追う物語が進行します。 他愛ない兵の呟きから、軍の指導者が用いる意志を巡る駆け引きまで 真夏の中日のその日中に、灼熱の砂漠の上で行われる戦いを...
View Article伏見酒参り
伏見に出かけた日、もはや目的も達したので帰ろうという ところに 見つけてしまいました。 以前から一度は寄りたかった店。 ラーメンの名店です。 すこしばかり無理してでも、ここは立ち寄るべき。 遅い時間でしたが、ウェイティングの列に並びます。 すぐに待ち時間は過ぎて注文できました。 こちらのメニューは独特で、一目見るとラーメンというより 焼肉のメニューのように見えてしまいます。 頂いたのがこちら。...
View Article音がしますよ、飯綱の音が
壁際で音を聞いているクルシャ君。 この向こうは、外に面した壁で、配管が通っています。 クルシャ君がこの場所で過ごす時には、何か生き物の 気配を感じている時のようです。 外壁の内側に何かいるんだろうか? いますよ。素早い、小さな足音がします。 聞こえないなー。 夜中に外をイタチが走っているのを見たことがあるが イタチやネズミじゃあるまいな。 かなり昔、野生のテンを見たことありますが、やはり...
View Article花の名も星の名も知りたい
クルシャ君、その昔活字なんてものがあった頃、 知識の提供は、それ自体が社会インフラの整備みたいな 公共的価値を持っていたらしいよ。今でもそう信じられている し、図書館があるのもこうした理由からなんだけどね。 活字って何ですか? そこからだよね。 昔の印刷本見ると、字が90度横になってたりすることがある。 一文字だけ真横になっている。 活字使っていたからだ。...
View Articleクルシャ君は、おしり族
子猫時代から、強気でイタズラ大好きだったクルシャ君は よく「族長」と呼ばれていました。 本当は病弱で族長どころか部族の一員にもなれないくらい でしたが、王様だったウルタ君との比較もあって、つい族長 と呼ぶようになりました。 毎朝、こうして、尻尾を立てながら先導してくれる姿に 惚れ惚れしています。 この際だから、何族の族長なのかはっきりさせようということで...
View Article近寄るとドキドキしたり殴ったりする猫
前回の記事で、ちょっとばかり偉くなったように自覚できた クルシャ君は、身分相応に、高めの場所で過ごすようになりました。 近くでこうして見守って貰うと、励みになります。 たまには、高い場所から見下ろしていることもあります。 本棚の上猫 近寄っていくと、テンションが高くなっているのが 分かります。 猫は、手の届く範囲で相手から見つめられていることを 意識すると、興奮してしまうのです。...
View Article小皿につんもりという理想の実現
こんばんは。たまに出てくる秘密の酒場紹介です。 キャパがない店や、店主おひとりで良い物出して下さる 店は、極力紹介したくない。本当は栄えてもらいたい のですが、いいものはいいと発信してしまうと、自分が 行けなくなってしまって、また流離うことになる。 というジレンマは克服しておりますけれども、具体的な 情報は伏せた形で、どこが好きなのか、何が気に入ったのか...
View Articleしっぽを追え
今回は、クルシャ君の尻尾を追いかけてみました。 機嫌が良いと、このように挨拶に来るクルシャ君。 名前を呼ぶだけで、転がり始めます。 そしてここで、いつもり余計に名前を呼んで 試みとして今回は、クルシャ君の尻尾を褒めてみます。 クルシャ君、尻尾がふわふわだねー え? そんなことないですよー いやいや、なかなか立派ですよ。族長。 普通だと思いますけどねー...
View Article視線を合わせて目で挨拶
この日、クルシャ君が涼みに来ていました。 同じ部屋にやってきて、風の通る部屋で 飼主のことを見ています。 警戒している相手が見てくると、猫は怖がったり 威嚇したり、警告したりしますが、仲良しが見つめて きた場合は下の動画のようになります。 猫の挨拶 ご覧の通り、クルシャ君は何度も目を細めています。 クルシャ君が目を細めている間、飼主が彼の方を 見つめて視線を合わせています。...
View Article赤い中国獅子
随分暑くなったので、クルシャ君のお風呂の頻度もやや増えて きています。 毛質が細くて柔らかく、脂質もある程度維持しないといけない ので、ウルタ君ほどは洗われることのないクルシャ君です。 風呂上がり後、数日は自分でも気持ちいいくらいふわふわのようで よく転がって、自分に与えられた特性を自分で愉しむ様子が 見られます。 ふわふわが気持ちいいふわふわちゃんなんだが、この毛はとても...
View Article朝の寝床盗り
毎朝、飼主が起きると、一通りのお世話を要求して 満足した後、クルシャ君の気配がなくなってるので どこでどうしているのかと、ふと気になって探したら こんなことしていたようです。 飼主が抜けた後に潜り込んで、ころころしていてました。 後ろ足揃えて、両前足を上げて、カメラを見つめるクルシャ君。 この状態で過ごしていたのか。 人の寝床だから、寝やすいのかもしれないけれども...
View Article祇園祭準備開始
いつも最近寄っている 奈良某所でございます。 名物、大仏プリンの販売所が無くなっている ような気がするのだが、見逃しただけかもしれません。 夏の夕方ほど気を曇らせるものはない。 奈良名物として、竜田川由来の竜田揚げを推す なんていう話はどうなったんでしょうか。 竜田揚げ大好きなので どこに立ち寄っても、竜田揚げがメニューにあるくらいに 盛り上げて欲しいのですが。...
View Article夏酒待ち
絞り、抓みのような技法でテクスチャーを 加工しているクラフト系の店。 格子のり向こうで灯が入ると、様子が変わるものだから つい、写真にしてみました。 このあたりは元来観光地ではあるのですが、いよいよ 国際観光地化してきております。 それで、懸案だったポケモンステーションなるものの正体を もののついでに見て参ったのですが、イラスト付きの貼り紙 がしてある一隅を発見。誇張でもなんでもなく、...
View Article猫配達員の作業中を襲う
暑くても、クルシャ君の日課は変わりません。 ほぼ毎日、同じ時刻に同じ行動を繰り返しています。 でも、季節や天候の違いによって、日々の慣行も 変わるようです。 不可抗力によって変化することは理解できますが、 行動の変化が見られた場合でも、その変化に何の 要素が影響したのか、見極めることが困難な場合もあります。 たとえば おもちゃを用意して待つ猫 いつも階上に運び上げるおもちゃを、途中で落として...
View Articleお見送り猫
クルシャ君、知らない間にブログの「ジャンル」がハッシュタグ形式 になりましたよ。こういうのはよく分からないので、困る。 昼間、眠そうにしているクルシャ君。 眠そうなだけなのですが、元気なさそうに見えると 気になります。 子猫の頃、半日ほど具合悪くなったクルシャ君が急速に消耗して ぐったりした様子を何度も見ているので、ちょっとした咳き込み や、疲労の兆候でもすぐに対応するようになりました。...
View Articleつい撮ってしまうものたち
タイトル写真。 こんな素敵な看板を見たら、撮りますよね。 気になって見返すこともあり、再び訪れたときに 無くなっていることもあるので、つい。 そして、同じ理由から、京都特有の虎口(こぐち)みたいな 住宅の通路も、撮ってしまいます。 虎口にわざわざ読みを入れたのは、こう書いて「ここう」と 読むと意味が変わってしまうからです。 足軽が二人通れるくらいの幅をこうしてトンネル状にしておけば...
View Article回りながら声を漏らす猫
長い胴体と毛で膨らんだ太い尻尾をディスプレイ。 暑い時期になると、クルシャ君の転がっている姿を よく見ます。 というより、いつも転がってますね。 何事か集中していて、隣を見下ろすと、この姿勢で クルシャ君が寝ていることがあります。 いつも見ていてくれて、ありがとう。 そして、毎日のことですが クルシャ君の望むことを、彼が持ち運んでいる おもちゃを使って、気持ちを伝えます。 声が漏れる猫...
View Article祇園祭の鉾立
はじまりました。 祇園祭月間。 飼主がこのあたりに住むようになってから 祭があとさきふたつに分かれるようになりましたので、 祇園祭の愉しみも期間が長くなりましたよ。 もちろん、祇園祭そのものは7月の頭から終わりまで ずっと続くわけですけれども、町が賑わうのは 山鉾のお出まし。 鉾立て前の様子を、雨の中撮影することができました。 今年、今回からの発見もいろいろとございますので...
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