若冲だらけの錦市場
とある店に置いてある鷹の置物。 同じ店にある、ラスター彩、を真似たような微妙なガラスの器 この、古道具屋の中でも値付けが張り切らないような品物ばかり 並んでいる店で、ふんわりと時間を過ごしてから、錦市場に出かけます。 市場はもうほぼ全ての店が閉店しているのですが、イベントはそこから 開始するのです。 鶏といえば若冲。 若冲の生家が錦の青物やだった、ということで、生誕300年となる今年...
View Articleベンガル、フクロウ、トビウオ
とある場所の夜歩き。 街中に、「ベンガル専門小屋」を発見。 ベンガルの子猫だらけ、らしい。 ベンガル小屋に併設して、「フクロウ小屋」もあるのを発見。 日本猫の国計画の進展は止まらないのであります。 フクロウ? フクロウは別名「空飛ぶ猫」なので問題ありません。 最近よく通る、高瀬川に、生け花作品が展示してありました。 その作品がこちら。 川の中ほどに宙づりになっています。...
View Articleクルシャ君の尻尾立てと円山猫たち
クルシャ君が尻尾を膨らませて歩いている写真のうち、 良いものをできるだけ残すようにする。 機会があればこうして撮影していますが、いいものが撮れた と思って、過去の写真と比較すると、そうでもない。 凡作だったりします。 おそらく、同じような写真を同じように撮影して、満足している のかもしれない。すると、どうしたってより良い尻尾写真は出て 来ないわけです。当たり前なのです。より良いものを望むならば...
View Articleいもぼうとおでん
京都には「いもぼう」と呼ばれる料理がございます。 専門店もあるのです。本日はその専門店で食事してきた写真など ご紹介。 「いもぼう」専門店はほぼ同じ場所に隣り合う形で営業しています。 今宮神社参道の「かざりや」と「一和」のようなものです。 今宮神社のあぶり餅の店は、在り方からして観光客向けなので、京都好き な方は是非調べてみて頂きたい。 そんな感じの「いもぼう」で、さっそく日本酒。...
View Article五条より南へ
京都の市内の面白さというのは、他人の発する情報を 追うだけでももちろん楽しいものの、実際に歩いて見るとかつて 紹介されたことも無く、注目もされてこなかったあれこれに、自分の 目で接することが出来る、というあたりにあります。 しかも、見つけられたものが、かなりややこしいものであったりします。 ややこしいというのは、事情やら文脈やらが錯綜していて、現状の形...
View Article京都高瀬川七条以南
京都市内を流れている高瀬川は物資運盤用の水路として、戦国期に 開削されたようです。海路で大阪に着いた資材を、川沿いに伏見まで 上げて、さらにそこから高瀬川に接続して市内に輸送していたらしい。 方広寺 という寺が丁度、東山七条あたりにございます。 例の大阪の陣に関して、家康による難癖で有名になった鐘のある寺ですが、 どうもこの寺の資材が高瀬川経由で 盛んに運搬されていたようです。...
View Article京都駅東高瀬川あたりの猫
線路の高架下を通ります。 この上を新幹線が走るのでしょうか。 すると、高瀬川を沿って南へ歩いてきた飼主は、ようやくここから 西へ向かえばすぐに京都駅というところまで南下して来たことに なります。 実は四条から歩いても、そんなに距離は無い。 四条から五条、五条から七条と南へ条を越えたところで、景物ががらりと変わるだけなのです。 五条から南のあたりは、菊浜といって、かつては色町だったらしい。...
View Articleカルタ王国五条
前回の記事の続きでございます。 飼主は、高瀬川を下るのに沿って南へと移動し、丁度京都駅東側 あたりまで南下、途中でフェンスに囲まれた廃墟に突き当たって さすがに怖じ気づき散歩を中断。そこから踵を返して高瀬川に沿ってまた 北上しているところでございます。 五条へとまた向かう途中、ここにはいろんな店もあります。 松井天狗堂なんかもあるんですね。 えーーーーっ! 松井天狗堂、ここなのかよ。...
View Articleクルシャ君五歳の誕生日
本日、クルシャ君は五歳になりました。 おめでとう。あの病弱な子猫がよく頑張ってくれました。 お祝いの前に、クルシャ君はワクチン接種に行きました。 ワクチンだけ接種すると、嘔吐の発作を起こしてしまうので 接種直前にステロイド剤を投与してもらっています。 それでも翌日から風邪気味となってしまったクルシャ君です。 どうも潜在しているウィルスを刺激してしまうようです。...
View Article押し入れに気持ちをぶつけるクルシャ君
クルシャ君はワクチン接種後、風邪気味となったので また病院へ行って、風邪薬を貰うことになりました。 そのため、こうして自分でおもちゃを持ってきて飼主に遊びを 要求しても、思い通りに遊んではもらえない日々が続いております。 そう、三日くらいですかね。 わかりました。遊んでもらえないのですね クルシャ君、目がこわい。 目がこわいよ。 飼主に相手してもらえないなら ああもう、悪いことしか考えてないよね。...
View Article冬の月夜の任天堂
とある夜、満月の前後で月の大きく見えた時間帯、飼主は いつものように時間を盗むようにして散歩です。 公園の隅に、見過ごされそうな場所に、菊が満開となって おりました。 月下の菊にしか見られない、この白さ、これほど優しげ なのに、かくばかり力強く印象を残すものも珍しいくらいです。 この月を見上げて この花の色を見る。同じ事ができたならば幸いです。 クルシャ君にも教えてあげたいのですが、風邪気味なので...
View Articleクルシャ君血を流す
この日、クルシャ君は朝食を食べてからいつも飼主のところへ やってきて「ごちそうさま」の挨拶をしてくれるのですが、部屋の 前で毛繕いをしながらも、飼主が名前を呼んでも反応しません。 そのままこうしてベッドに上がってじっとしています。 写真にはさすがにできませんでした。 クルシャ君が通った廊下には、小さな血だまり。 そして、血が点々。 クルシャ君の右前脚の爪が裂けて、出血したようです。...
View Article小さく鳴いて遊びに誘う猫
クルシャ君は、窓枠から落下する際に前脚の 爪を引っかけて、剥がしてしまいました。 ひとつの爪の半分から上を無くしした上、出血したものの 怪我はそれ以上大きくなることも無く、回復しつつあります。 この夜は、ようやく小高い場所にだって上がれるくらい、爪先の 状態も良くなっていました。 遊びましょう あ この状況前もあったよね。 確か、放って置いたら嫌がらせ始めたんだよね。...
View Articleクルシャ君回復する
年末となって参りました。 先日、ワクチンの副作用で風邪気味となった上に事故で 前脚の爪を剥がしてしまったクルシャ君でしたが、現在は ほぼ回復したようです。 12月13日から、五歳となって、ようやく長いラガマフィンの 子猫時代を通過し終えたようで、このように大人の猫らしい 顔つきになってきました。 ラガマフィンは体が完全に成長するまで4年かかるというのは、よく聞きます。...
View Articleメリーメリー シルバークリスマス
昨年12月、引っ越してすぐに近所で出会った門前猫のしまちゃん。 出会った当時から衰えていたけれども、見掛ける度に挨拶しながら 「もう会えないかもしれない」と正直内心で思っていたところ、 再び彼女の居る年末を迎えることが出来ました。 このことがとても嬉しい。 門前猫しまちゃんの記事を列記いたします。 近所の寺に門前猫を発見する(2015/12/10) 出会う...
View Article猫風忘年会
またお出かけですか 外食はかなり少ない方です。しかもほぼ同じ所だし。 すぐに戻りますよ。 猫的な忘年会にするのです。 以前観察した円山公園の猫集会から学んだことを活かすのです。 猫集会には、猫集会を成立させているゆるい要素がいくつかあります。 大原則 参加者はそれぞれが決して無理をしない このゆるい大原則がほぼ全てと言って良いと思いますが、ここから派生する...
View Article23時はおやつの時間
今年の猫界におけるヒット商品といえば、スティック状のパッケージ に入ったウェットタイプのおやつ、ではないでしょうか。 商品名はいろいろとあるのでお察し下さい。 クルシャ君も、例のおやつに夢中です。 毎晩23時前後になると、こうしておねだりに来ます。 この夜は、廊下でしばらく待っていて、飼主が振り向いたのを 合図かのようにして、くださいアピール。 おやつ欲しくて甘える猫...
View Article晦日のひとり猫
大晦日となったので、買い出しに出ます。 すると、いつもの場所にいつもの白猫がうずくまっています。 家があって、朝から夕方までは見掛けないのですが、夜中に こうして現れることがあります。 竹庭の猫 飼主も大学の時に宿舎でひとり正月を過ごしたことがありますよ。 暖房も電気も止められ、あたりの小売店もすべて閉まっていて ただ水だけ飲んで、毛布を被って本を読んでいました。...
View Article新春のご挨拶
2017年となりました。本年もブログ「クルシャの天地」よろしくお願いいたします。 クルシャ君は昨年の晩秋から冬にかけて、やや体調を崩しましたが いい獣医の処置と飼主の気配りと彼自身の快復力によって休息に本復。 寒くなって、ますますふわふわになっております。 正月らしい写真を、と よく出かける店の様子と料理など並べて参ります。 昨年から動きが目立ってきた、反グローバリズムの流れですが...
View Articleクルシャ君、ワクチン接種でまた風邪をひく
昨年の話ですが、冬の初めにワクチンを接種したクルシャ君は、 その前年と同じように風邪の症状を見せるようになりました。 子猫のときからウイルス性鼻気管炎を宿痾としているクルシャ君 にとって、ワクチン接種が発症の引き金となってしまうのは 仕方ないことらしい。 免疫力向上のためにサプリっぽいものやら機能性の表示された フードを選んで与えてはいるのですが、生来の蒲柳というのか...
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