昨年の話ですが、冬の初めにワクチンを接種したクルシャ君は、
その前年と同じように風邪の症状を見せるようになりました。

子猫のときからウイルス性鼻気管炎を宿痾としているクルシャ君
にとって、ワクチン接種が発症の引き金となってしまうのは
仕方ないことらしい。

免疫力向上のためにサプリっぽいものやら機能性の表示された
フードを選んで与えてはいるのですが、生来の蒲柳というのか
体の弱さはなかなか克服できないようです。

弱くても良いから、無理せず出来るだけ長く一緒に暮らそう。

診察台の上のクルシャ君。
いつものようにステロイド剤を投与した後にワクチン接種します。

ワクチン接種後に鼻気管炎を発症することが三年も続いたので、
来年から接種方針が変わりました。従来は冬になってからの接種
でしたが、まだ気候的なストレスが出ない秋の内に接種すると
いうことで、やや時期が早まるのです。

病院ではずっとこんな顔つきです。
騒いだり鳴いたりしないのですが、ずっと目頭に力を入れています。


