昨年12月、引っ越してすぐに近所で出会った門前猫のしまちゃん。
出会った当時から衰えていたけれども、見掛ける度に挨拶しながら
「もう会えないかもしれない」と正直内心で思っていたところ、
再び彼女の居る年末を迎えることが出来ました。
このことがとても嬉しい。
門前猫しまちゃんの記事を列記いたします。
近所の寺に門前猫を発見する(2015/12/10)
出会う
石畳を温める猫に屈み込む(2015/12/16)
何度か出会うが、以前より衰弱している
興味を持つ
門前で眠る猫のいる幸せ(2016/6/15)
次に会うことは無いだろうと、嘆息する
門前猫の名は、しま(2016/10/13)
食事も摂らず、衰弱が甚だしい
ついに寺に談判して、なんとかしてもらう
彼女の瞳に、かつて無かった光が覗えます。
皮だけになっていた体も、やや回復してきたようです。
この日、彼女は初めて自分から立ち上がって、飼主の方に
寄ってきて、尻尾を立てながら挨拶してくれました。
君の目はこんなに綺麗なグリーンだったのだね。
門前猫しまちゃん
撫でると、ぐるぐる喉を鳴らしてくれました。
ダイリュートのシルバーがかったキャリコのしまちゃんに
穏やかな夜を。
この冬至、光の無い夜の深さの底で、君の毛づやに戻った
銀色をクルシャ君と一緒に祝います。
メリーメリー シルバークリスマス
日没の背後にある山 (うるたやBOOKS)東寺 真生,明鹿 人丸うるたや
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