今年の猫界におけるヒット商品といえば、スティック状のパッケージ
に入ったウェットタイプのおやつ、ではないでしょうか。
商品名はいろいろとあるのでお察し下さい。

クルシャ君も、例のおやつに夢中です。
毎晩23時前後になると、こうしておねだりに来ます。
この夜は、廊下でしばらく待っていて、飼主が振り向いたのを
合図かのようにして、くださいアピール。
おやつ欲しくて甘える猫
目が合った刹那、期待に充ちた顔つきで以てすり寄ってくる
クルシャ君です。この他愛の無い様子がたまりませんよ。

こんなことしてくれるだけで、おやつを与える価値があるというものだが、
一抹の疚しさがありますよ。つまり、買収ではないか。
クルシャ君を駄目猫にしているのではなかろうか、とか。
反射的にこんなことを発想するのが典型的な日本のおっさんだなと、そこから
また自省する飼主であります。

他にも気になることがあるのです。
クルシャ君は以前、下部尿路障害、つまりは膀胱炎や尿道炎の
ような感染症を起こしたことがあり、原因は獣医の指摘によると
フードだというのです。

以来、療養食に切り替えており、尿路のトラブルは発生していません。
しかし、市販の人気おやつを与えることで再発しはすまいかと危ぶんで
いるのです。

毎晩、こんな顔して甘えてくれるから嬉しいんですけどね。

飼主がどんな状況であっても、構わずに要求が通るまで甘えてくれます。
その点に関してはクルシャ君は妥協しないし、方針の変更も無い。

手を止められない、中座できない時が飼主には結構あるのですが。
それでも決して怒らずに、要求を続けるクルシャ君です。


