御金神社で大吉
前回予告致しました通り、京都中心部にある御金神社に参っております。 神社前にはこのような記事の切り抜きがありました。 神社の営業方針や、細部の情報が欲しい飼主には単に情報源として 有難い一方、誰もが感じるあの独特の寂寥感が漂うのです。 独特の寂寥感、それはシャッター通り商店街で、なんとか頑張って店を 開けているところがあって、店内からはみ出すようにポップや注目...
View Article俯かないクルシャ君を撮って後悔する
夏や秋の初め頃、まだ暖かかった頃ならばそんなに辛くはなかった。 しかし、冷えてくると辛いですね。 猫に早朝、眠っているところを襲撃されるのは。 早朝と言いましても、夜明け前ですからね。 薄明るくなる、ちょうどかぎろひの立つ時間帯ですよ。 あの時間帯に猫は活動するらしいんですね。 大方の人間は眠り込んでいるわけで、なんとなくきゃふきゃふになった...
View Articleクルシャ君との夏を振り返る1
クルシャ君、すっかり秋なわけだし、君と過ごしたこの夏 を簡単に振り返ってみたいと思うよ。 振り返るというのは、何かを成し遂げた者の することではありませんか? いやー、クルシャ君もすっかり辛辣になってくれて飼主も 嬉しいよ。知性というのは往々にして容赦ないもんだね。 夏といえば、よく飼主はアリアン姉さんの ところに通ってましたね。 そうそう。...
View Articleクルシャ君との夏を振り返る2
この夏、クルシャ君は何度も病院に通いましたね。 キャリーに入れると、いつも大人しくて飼主は感心するのだけれども 中を覗くと、不安そうな顔して所在なさげでしたね。 病院から戻ると、この状態。 以前は病院から戻ってもしばらく身を固くして警戒し続けていたクルシャ君 でしたが、今年くらいからどんな心境の変化があったのか、玄関に置いたキャリー から飛び出すと、このように大胆に自由を表現して下さいます。...
View Article2016年版ネコ・パブリッシングのカレンダー
昨年と一昨年、京都猫特集でお手伝いさせて頂いたネコ・パブリッシング社から 2016年度版のカレンダー及び手帳が送られて参りました。 サイズも用途も様々です。 さすがに、撮影時にずっと怖がって縮んでいたクルシャ君は表紙にはなって いません。ただし、中の写真には使って頂いております。 あれから、飼主も街を歩くときには必ず猫探しをして情報を集めるようにして...
View Article夜の猫探し
長い間風邪気味であったクルシャ君の様子が良くなったので、お風呂に入れました。 「ワル猫」として知られたクルシャ君でも、お風呂や病院では、じんわりと嫌そうに しているだけで、殺気を飛ばしたり、発狂したり、野獣になったり、血を見るような ことにはならないので、こうしてお風呂に入れてやれるわけです。 ワルい、というのも主にイタズラと妨害工作なのです。...
View Article京都街散歩
京都駅のある七条から五条あたりまで、北へと歩いて行きます。 こちらはあまり知られていない、京都駅至近の不度明王院および道祖神社。 不動明王院のすぐ隣に道祖神社があります。 後で調べてみると、道祖神社の狛犬がなかなか奇怪な面相をしている。 つい、細部まで見ずに過ぎたことが悔やまれます。 周囲からかけ離れた佇まいなので、すぐに見つかると思います。 いずれまた、参拝いたします。...
View ArticleAmazon売れ筋ランキング1位になる
クルシャ君イタズラ中。 クルシャ君が少しは知られるためにも一部で地味に動いている 先代ウルタ君の名を冠した事業組織うるたやの誰にも協力されていない 活動で、ささやかな成果があったのでご報告。 以前からランキングサイトのボタンの上に表示しているうるたや発行作品 ですが Amazon売れ筋ランキング1位を獲得 同時にいろいろと分かりました。 実際にやらないと分からないものです。...
View Article光線入りクルシャ君
写真は、西日の入る部屋で夕方に撮影した窓際のクルシャ君。 その姿を横切るように光線が貫いています。 日本近代貨幣コレクションの世界では、ごく稀に現れる貨幣エラーのジャンルとして というものが珍重されることがあります。 単なる刻印ズレとか欠落ではなく、裏面の印象が現れて光線入りとなっている硬貨を 敢えて評価する幻想の入り交じった見立というものが認められていることに、この世界の...
View Article新酒の季節
10月から11月にかけて、新酒の季節です。 この日は新酒の出来を祝って某所でイベントがあるというので、仕事を 早めに切り上げて外出。やや早すぎたので、待ちきれず別の店に入って 日本酒を軽くいただきました。 そして店を出まして、また目的地を変更。 観光客が多い京都中心部でも、空白地のような区域があって、地元の方 のみで賑わうような店が探せばまだあります。そんな一軒。...
View Articleクルガードを施してサケゾーに行く
クルシャ君が不満そうにしています。 実は、この直前にクルシャ君の度重なるイタズラの対策を飼主が施したもの だから、クルシャ君はなんだか面白くないのです。 思い通りにイタズラさせてもらえないのが不満なのです。 イタズラ対策として何をしたのかというと、プリンターの電源ボタンを覆う ように、薄いソフトカバーの本を置いたのです。プリンターの電源ボタンは...
View Article引き出し猫から見上げ猫
軽く食事するつもりで夜中に出かけるのは同じ場所。 この場所に飼主は4年前に通ったことで、再びこの世にもまだ 心を残す余地があると僅かに思える端緒を得たのでした。 飼主はあのころ、ウルタ君と一緒に死んだのだろうと思っています。 当時のことを詳しく思い出そうとしても、未だに時系列が明確に なりません。 だからといって、クルシャ君のことを疎かにするわけではなくて...
View Articleエコなじゃれ猫、クルシャ君のおもちゃ史
クルシャ君、見上げています。 同じ事を繰り返して安心するのはヒトも猫も同じで、殊に共に暮らす仲間 に毎朝挨拶をするのは基本ですよね。我々は朝の挨拶をかなり軽く捉えて しまいがちですが、猫の場合、ヒトよりもっと大切にしていそうです。 そもそも、ヒトのように社会人格を持っていない猫ならでは、大切で同じ 時間を過ごすことに幸せを感じている相手にのみ、こうして朝の挨拶を...
View Article忙しくなる前に回っておく
これからずっと忙しくなるので、クルシャ君には今のうちにいつもより余計に 構ってやっておきたいものの、構い溜めなどということは猫には効きません。 人間にも同様です。 あのときどうだったじゃないか、だから今は我慢しろだの何だのという論理は 端的に詐欺的であって、欺瞞でしかないし、こんな勝手な理屈に納得することは 欺瞞に荷担することになる。猫は抑圧に屈しないので、罪悪の共犯になることは...
View Article第四回ウルタ忌
あの日、ウルタ君が去って四年。 飼主はウルタ君とのことを、何か愛玩物であるかのように自分の良いような 記憶として勝手に切り貼りし関係を押しつけるようなありきたりの自堕落で 凡庸な哀惜に落とすことだけは避けて参りました。世間には亡くなった者の 存在さえ、過ぎれば己の良いように道具にするばかりか、思い出をまるで自分 を称揚する道具のようにしか使えない人間が現にいるという事実を飼主は観察...
View Articleクルシャ君はスパイス好き
独特なスパイス使いのメキシコ料理。 こんな店に連れて行かれました。 やはり、飲み物はこんな感じで ポテトもパプリカとトマトでなんだか赤い。そしてボリューミー。 上向きクルシャ君もスパイスが好物です。特にナツメグが。 検索すると、ナツメグでもってマタタビと同じような反応をする猫というのが よくいるようです。サオシュもウルタ君もスパイスはまたいでいたのに、個性 なんですね。スパイス猫。...
View Article中華屋から下鴨社
慌ただしい中、時間を盗むようにしてランチを摂りに出かけた のはこちら。大宮という場所にある中華料理店。 酢豚定食なんかを頂いて満足でございました。 近くにある店だったものの、頻繁に訪れることはありませんでした。 稀に行く程度。ランチを新たにもらったものの、また出向く頻度が 上がるということもないでしょう。 すぐに戻ってクルシャ君に挨拶。 そしてまた出かける。...
View Article下鴨の傍で、みたらしではなく矢来餅を頂いて廃校へ向かう
下鴨と申しますと、ご存じの通り全国的に知られたあの、みたらし団子の発祥地です。 そもそも言われるまで、みたらし団子に何か起源があるのかなどと思いもしないかと。 しかし、みたらし団子にしても自然に湧いて出たようでありながら、起源にまつわる エピソードが下鴨に伝わっているのでございます。 みたらし、と呼ぶからには前回の記事に出てきた御手洗川に関するものだろうとすぐに...
View Article宮川美髪館の「猫くん」動画
以前紹介して、一部ではファンもできたとかできないとか灰分したりもする 宮川美髪館の「猫くん」ですが、このあたりを通る度に、飼主は猫くんを必ず探していた ものの、この日まで見つけられずにいましたが、ついに出会うことができましたよ。 最初に出会った頃から四年余り。飼主にとっては、クルシャ君が生まれる前から見知った猫くん ですが、こちらさまは飼主のことなんか気にしていない。...
View Articleクルシャ君と「一新」について話す
ツブ貝と里芋のガーリック炒め。 時間を盗むようにしては出かけておりますサケゾーの逸品。 伏見の酒によく合います。 飼主、一新するのでしたよね そうですね。まだ話してませんでしたね。 旧約聖書の創世記28章12節に倣って、クルシャ君を天使に見立てようという計画のことですね。 なんだか面倒くさそうなので、その先の話はいいです。 自分で訊ねておきながら、もういいですとは何だ。...
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