この夏、クルシャ君は何度も病院に通いましたね。
キャリーに入れると、いつも大人しくて飼主は感心するのだけれども
中を覗くと、不安そうな顔して所在なさげでしたね。
病院から戻ると、この状態。
以前は病院から戻ってもしばらく身を固くして警戒し続けていたクルシャ君
でしたが、今年くらいからどんな心境の変化があったのか、玄関に置いたキャリー
から飛び出すと、このように大胆に自由を表現して下さいます。
お家がいちばん。ずっとこうして
いたいですよ。
ちょっとした家族旅行から帰った、おとーさんの気分ですねわかります。
昭和の時代なら、ステテコ姿になって座椅子でもって茶をすすっている状況。
心境の変化ですか?
特に感じませんが。
そういうものです。観察者から分かることでも、当人いや猫は分からないものです。
君ね、飼主の与えている無形の信頼というものに気がついてませんよね。
不安げなクルシャ君。
前脚を触ると、緊張で肉球がしっとりしています。
飼主はクルシャ君に話しかけます。
目がうつろになるくらい心配なんだね。でも、この病院のひとたちはみんないつも
優しいから平気だよ。もうすこし大人しくしていてくださいね。
不安を絵にするとこうなる。
見ていていたたまれなくなりそうなクルシャ君の表情です。
心苦しいながらも、写真にいたしました。
こうした通院を何度も繰り返した夏でしたね。
思い出したくない経験です。
よくわかります。
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