クルシャドクトリン
9月を過ぎても相変わらず暑いですね。 こう暑いと、出かけた先でつい、休みたくなるのですが休みたいという より、冷酒をひっかけてふにゃふにゃになりたい。だが、飼主はその休みたい 場所をいつも素通りしてしまうのです。今度は寄ろうかな、いや寄ったとこ ろでどうだというのか、でも寄らない理由も無いだろう、いやいや無計画に 店に入るくらいなら、行き慣れた近所に行った方がいいではないかとか、とかく...
View Article夏のアリアン洗い
夏と言いましても9月ですが、先月あたりにアリアンを洗った ので記事にします。 しっかりしたダブルコートの被毛の手入れをアリアンは怠らない ものの、下毛まではやはり洗って落としてあげた方が、彼女も涼しい 夏を過ごせるに違いない。 ほとんどすべての猫がお風呂を嫌がります。 分かっています。 夏のアリアンを撫でて抜け毛を取る アリアンは、しっかりと背骨に沿って掌で撫でられるのが好き。...
View Article手頃な袋物をすべて尻尾付きにする猫
その世界では、バッグや財布などのことを袋物と呼ぶみたいですね。 飼主が以前住んでおりました西神田には、「爬虫類袋物」の看板を掲げた 店がありまして、初めて見たときには何のことだか分かりませんでしたね。 とにかく、袋物だいすきなのがクルシャ君です。 潜り込めるサイズならば、見逃すことはありません。 こうして横たわって寛いでいるクルシャ君もよく見るのですが バッグに潜り込んだ猫を撫でる...
View Article重陽の日のお話1
クルシャ君、今日は重陽だよ。毎年この日には特別に重陽に必ず 言及することにしているのだけれども、今回はふと外を回った日の 前後のお話をしますよ。 重陽で飼主が必ず想起するのは、ハーンの『怪談』に出てくる「約束」の話 なんですよね。虫の音ばかりや残るらん。そういえば「松虫」も秋の話でしたね。 そういえば、酒飲みながら詩論を談じて過ごすなんていうことを長年やって...
View Article重陽の日のお話2
このあたりの地形と区画の大まかな変遷をお話しますと、神泉苑という 現在は二条城脇の小さな公園のような場所は、二条城を呑み込むほど広大 でした。藤原定家の『明月記』では、法皇が定期的に神泉苑で猪狩りをする ので、龍が不機嫌となり、このところの旱魃なのではなかろうかなどいう 憶測が書いてありますよ。とにかく、神泉苑というのは猪狩りができるくらい...
View Articleクルシャ君風邪をひく
昨年の夏、クルシャ君は膀胱炎を起こして血尿を見ました。 夏に体調を悪くする傾向があるのではないかと疑ってよく見ていたところ ここへきて、くしゃみを連発するようになりました。 子猫の時にはヘルペスを患っていたので、風邪様の症状が慢性化する 可能性を獣医師に指摘されていたので、くしゃみや発熱などの症状が 出ますと、翌日には病院に連れて行くことにしておりました。急激に...
View Articleクルシャ君の寝ている脚の形
鼻気管炎がなかなか良くならないクルシャ君です。 いろいろとケアしています。 クルシャ君もなんとかよくなってくれないものかと気に病んでいる飼主ですが クルシャ君はそんなに辛そうではありません。 仰向けで真っ直ぐになっている猫 辛そうにしていないクルシャ君の寝姿。 脚の形がヒトみたいですね。 まっすぐ伸びながら自分を癒していくクルシャ君です。 にほんブログ村
View Articleクルシャ君5.5キロ
クルシャ君転がっています。 激しいくしゃみの発作が数週間続き、病院で薬を貰いました。 根拠のある診断を示してもらえる近所の獣医師によれば、鼻気管炎の 炎症がどこかに残っている状態、だそうで、抗生剤ではなくステロイド剤 に薬を変更して様子見することになりました。 診察の際、必ず診察台で体重を計測します。 二回の診察の前後で0,1㎏体重が増加。このへんは誤差としても、二回目の測定では...
View Articleアリアンに歯を当てられる
やさしい大猫、アリアン。 こわがりでもあります。 この日、いつものように仲良くしていると、アリアンがぐるぐる鳴きながら お腹を見せて転がったものだから、ついお腹を触りたくなりました。 いつもは触れる程しか触っていなかったことを、事の後で想い出しました。 事とはその事であります。何の事じゃ。あの事よ、っていう狂言的なやりとりで この些細過ぎる事件を一応強調しておいてから申しますと、アリアンは飼主に...
View Articleクルシャ君、葉っぱで大騒ぎ
飼主の所には、ウルタ君が元気だった頃から部屋の中にある植物が まだいくつかあります。 去年辺り、小さな株から植え替えて大きく成長し、花まで見られた アカシアの仲間の植物に対して、どこかの白酸漿丸が宣戦布告。 「天下に二日なし。共に生きるにはこの世は狭すぎる」として、飼主の 保護にも関わらず、暇を見いだしては植物の枝を端から折り取って、ついに...
View Article人類滅亡の葉っぱ遊び
記事は前回に引き続き、クルシャ君の葉っぱ遊びが主な内容です。 ごく一部では、どうも本日あたりに世界滅亡する予定になっている とか。毎度良く懲りませんね、とは20世紀から生き続けている人類の 大半が思ってることでしょう。しつこいんですよ滅亡滅亡って。 世の中に絶えてメディアのなかりせば 滅亡滅亡と煽らざらまし 飼主 滅亡ビジネスの存在を仮定したくなりますね。どこかで現状をドラスティックに...
View Articleランス君ひさしぶり
アリアンらしさがよく伝わるキャットシッターさんの優しげなペン画。 以前、アリアンのお腹を触って歯を立てられてしまったことで、飼主 は意識的にアリアンらしさを尊重することにしました。 そしてよく観察すれば、クルシャ君だって、がさつでやんちゃなだけの 個性なわけではなくて、繊細な距離感や微妙な交渉を守ってる部分が あるわけで、転がったら腹をいじってやればいいなんて単純なことを...
View Article2015秋の日のクルシャ君
あの真夏の酷暑を今でも覚えています。午後の日中の舗道の影から 踏み出した際のバイタルサインの急激な悪化ね。 それはまるで、8月24日の米国ダウ指数の一瞬1000ドル下げにおける危機感 に似た不吉さがありましたよ。水星では日陰から日向に出ると、鉛が融ける 温度になる。影を越える、相場が崖を越える、こういうのを死線と呼ぶのです クルシャ君。...
View Articleクルシャ君とマクロビピタ
機嫌良くお手入れしているクルシャ君。 できるだけこちらが見ていることを意識させずに写真にすることについては 気を遣わずにできる子です。 お蔭で、随分気の抜けたような様子も写真にできています。 外で猫を見掛けた際に、無視されて通り過ぎてしまうのを策無く見過ごす ことがあります。カメラ用意している間に猫に立ち去られないためには 一度、こちらの存在を認めて貰う必要があります。大抵の猫は見られて...
View Articleクルシャ君のお手入れ動画
10月になりました。 寒くなるとクルシャ君が風邪をひきやすいので、風が冷たくなる前に ワクチン接種をすることになっています。 去年もお話いたしまたが、クルシャ君はワクチンに弱いのでステロイド剤を事前に 投与してからの接種になります。 子猫の時、既にヘルペスに罹患していたことは残念です。 おかげで慢性的な風邪と一生付き合うことになります。...
View Articleクルシャ君、風邪長引く
クルシャ君の風邪の症状が治まらないので、病院。 様子見から一夜過ごしたところ、症状の悪化が見られたところ、いつもの 病院が休みだったので別の病院に行きました。 完全予約制その他、サービスが極めて充実。 行き届いた内容に感動しました。 しかし、肝腎なのはクルシャ君の風邪が良くなること。 くしゃみを繰り返し、鼻水を飛ばすのですが、抗生剤が効かない。...
View Article秋の日を負うクルシャ君
この季節の変わり目でくしゃみばかりしているクルシャ君ですが 緊張したり、不安になったりしていると、くしゃみも止まるみたいですね。 先月あたりになりますが、まだくしゃみを繰り返した頃、台風がやってきました。 台風通過中の不穏で殺気だった気配に反応するクルシャ君はくしゃみが止まって しまいます。 台風の日の胸騒ぎ猫 まず落ち着かない。 風が音を立てる玄関の方に向かって警戒を続けている。...
View Article8月の涼茶
やや警戒気味のランス君。 彼は話しかけられると落ち着くようなので、とりとめのないことを 話して穏やかに過ごして貰うことがよくあります。 この日の翌日、盂蘭盆を過ぎたあたりの残暑厳しい頃、飼主は外で夏らしく 涼しく過ごせる場所はないものかといった話をしてました。 木陰があって水場の近くで、よく風の通る場所で冷えた茶でも飲んで過ごす のがやっぱり気持ちいいよね、ランス君。...
View Article知恩院の猫
確かずっと以前、テレビの年越し番組か何かを見ていると、各地の越年行事の中継 があれこれ切り替わる中、 大晦日の夜に僧侶が大勢で鐘衝きをしている光景を見たことがあります。 ご存じの方も多いのではないかと思います。 あの大きな鐘がこの知恩院にあります。 近くによって見ますと、鐘の厚さは30センチくらいあります。 成形炸薬弾使えば抜けるほどですかね。...
View Article石を見て、金を見る
知恩院山門。 こうしたものを維持するだけでも大変なことなんでしょう。 堂内を僅かに歩きましたが、使用されている木材も立派なものでした。 当然、石積みも立派。 けふもいしいしあすもいしいし 信長 所謂穴太積み。かつて穴太積みを鞍馬寺でも見ましたね。 石材がおごってるのは階段も同じ。 並の石段より段差が高いのです。 同じものが造られることはもうないのでしょう。かつての城塞のような石使いを...
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