飼主の所には、ウルタ君が元気だった頃から部屋の中にある植物が
まだいくつかあります。
去年辺り、小さな株から植え替えて大きく成長し、花まで見られた
アカシアの仲間の植物に対して、どこかの白酸漿丸が宣戦布告。
「天下に二日なし。共に生きるにはこの世は狭すぎる」として、飼主の
保護にも関わらず、暇を見いだしては植物の枝を端から折り取って、ついに
枯死に至るまで追い詰め、制圧しきった経緯につきましてはご案内の通りであります。
そのクルシャ君が新たな演習相手を見つけたようです。
特定の植物に対するクルシャ君の容赦ない敵愾心がどこから来るのか理解できませんが、
稀に発露すると手が付けられない。今回は演習程度で済んだというのも、おもちゃだと
見なしていたからだというのが結論。いずれまたどこかで植物に玉砕を強いる苛烈な殲滅戦を
展開するかもしれないと思うと、緑も増やせませんね。
今回の演習相手は肉厚の長い葉を揃えた観葉植物。
鼻風邪をひいていた頃に診てもらった獣医の見識に依りますと、観葉植物が猫のアレルギーの
原因になることがある、とのことなので件のアカシア、ピトセラビウムコンフェルトゥムの揮発性
の芳香か何かがクルシャ君にとって許しがたい挑発か何かのように受け止められていたのかも
しれません。
葉っぱで遊ぶ猫
この葉っぱは、クルシャ君が鉢から引き抜いたものです。
放置していると引きずり回して無体なことを繰り返しているので、おもちゃにしてみました。
きゃふきゃふ。
こうして遊び回った後、葉っぱをダストボックスに入れても、探しまわって引っ張り出しては
遊べ遊べと要求してきます。
今はまだ、葉っぱの形をしていますが、何せ容赦ないクルシャ君。
打たれ強い肉厚の葉っぱは、この後弄ばれ続けることになります。
水のソーテール2: 歌うメムノン (うるたやBOOKS)東寺 真生,明鹿 人丸うるたや
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