陽の中にいよう
ようやく春の陽が気持ちよくなってきた頃。クルシャ君に誘われてリビングで日向を愉しむことになりました。近寄っても嫌がらないのですが、こうして陽の中に居るクルシャ君の姿がなかなか可愛いので写真にしました。飼主は猫では無いので、毛の中に春の陽を通す気持ちよさというものが分かりません。猫が温泉の気持ち良さが分からないのと同じようなものだと思います。ウルタールのうる: 巻二十三 (うるたやBOOKS)明鹿...
View Article春の疏水あたり
京都市には美術館や文化施設、催事会場などが纏まっている地域があります。飼主も用がありましたので、近くを歩いておりますと、暖かくなってきた春の陽を透す水が照り返す光の模様を見せてくれる川がありました。丁度桜も満開の頃です。クルシャ君も背中を丸めて眠る季節では無くなりました。
View Article頭に尻尾の先を付ける猫
クルシャ君が反り返って寝ています。こうやって寝ているのが気持ち良いようなのですが、なるほど尻尾の先が後頭部に接触するわけです。別に頑張って反り返っているわけではない、というところが彼の個性でありますよ。あまり反り返ると、自分の尻尾が邪魔になりそうだからこの辺りで止めている、とも。よく見ると、腰の辺りを捻っているのですが、こんな格好で休める身体が飼主は羨ましいですよ。21世紀直前の隠秘学-謎 奇現象...
View Article遊びの準備体操
身体の柔らかさを見せつけてくれるクルシャ君。飼主の方を見ながら爪とぎの体操。海水浴、プールの前には必ず準備体操をするようにクルシャ君も飼主と遊ぶ前には、こうして伸びながら爪とぎの準備体操をするようです。今回は念入りなので、かなり遊びの期待が込められています。しかし飼主が何もしないと、自分の爪の手入れを始めてしまいます。
View Article老荘と猫
まだ中国に猫が居なかった頃、「猫」という文字は狸のことでした。しかしながら、自然の力に抵抗することなく、柔然として謂わばレジリエンスの高い生き方というのを紀元前の道家たちは理想としておりました。赤子が怪我をしないのは柔らかくて、力に抵抗しないからだという理屈ですが、猫なんかを知っていたならば、全ての道家は猫を理想としたに違いないと思いますね。現に飼主が、猫家として猫談を既に始めてから久しいのですから。
View Article風を通して御簾を下げる
夏になりますと、猫は体表をできるだけ風に曝すようにして寝ています。毎年のように身体が長くなってきたクルシャ君は、流石に伸びる場所を確保するのが容易ではなくなってきたようです。顔はますます小さくなっていきます。バランス的に。御覧の通り、夏でもマフ(襟毛)は伸びております。昨年の冬毛の毛量は少なめでした。夏毛はどうなってしまうのでしょうか。冬毛よりは減るのでしょうね流石に。不可思議立体...
View Articleクルシャ君のキス
猫とのキス。顔を寄せて、鼻や頬を擦り付けることです。一日のうち何度も機嫌が良いクルシャ君とキスしておりますが写真にしたことがうりませんでした。カメラを構えていると、寄ってこないわけです。この日はクルシャ君が特別機嫌が宜しかったようです。カメラを構えている飼主にキスしてくれました。カメラが嫌いなわけではなくて、やはり気分次第のようです。不可思議立体 (うるたやBOOKS)東寺 真生うるたや
View Article夏伸び
身体が大きくなって、バランス的に顔が愈々小さくなったクルシャ君。この長くなった身体を使って、夏を過ごすには、伸びるしかありません。まだ冬毛なので、毛の薄いお腹の色は透けて見えませんが夏毛になりますと、毛もするするになってきます。自分の胸毛(エプロン)で視界が限られる姿勢。このもわもわを冷やすのも大変そうです。
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