ワクチン接種のお知らせ葉書が病院から来ましたよクルシャ君。
行かねば。
クルシャ君は生来身体が弱いので、常食も療養食に一本化して
おりますし、貧弱な足先をしているので爪の手入れをこまめに
しています。
体格の割に小さな足をしていると、爪も小さめで、そこへ体重が
加わるので破損しやすいようです。
なんといっても、風邪をひきやすい体質なのが最も心配するところ。
診察台の上のクルシャ君。
昨年はワクチン接種の後に体調を崩すことも無く、なんとか乗り切る
ことができました。それまではワクチン接種後に必ず風邪ひいてました。
体重は5.1㎏
今年も無事に乗り切って貰いたい。
はい不満ですね。
怒るほどではないが、不満が目に溜まってこぼれだしているのが
よく分かりますよ。我慢したまえ。
同時に、できれば逃げ出したい。
これがクルシャ君の、逃げ出したい気持ち。
診察台の下に必ず前脚を入れて、押さえ込んでいます。
いつでも飛び出せるようにしておきたいらしい。
何度この手を外しても、またやる。
いつものようにステロイドとワクチンの同時投与をしてもらいました。
ワクチン単体だと、しばらくして劇しいアレルギー反応を示すからです。
病院から連れ帰って二日ほど安静にしていましたが、三日目からくしゃみ
をするようになり、やがてかつてのように目に涙を溜めて、辛そうにし始める。
やや回復しそうに見えたが、様子が変わらないので、五日目にまた病院に
連れて行かれて、また同じように診察台の下を片手で掴んでしまうクルシャ君なの
でした。
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