山鉾巡行前日の夕方になります。
人混みは相当なものですが、密集しているのは限られた
区画だけで、通りを二本も離れると静かなものです。
この日は、前日にフランスでテロが起きたことに関連したのか
疑うほど、例年の倍ほどの数の警官が辻に立っていました。
そんなに広くも無い道が混雑して一方通行で、立ち止まらないように
常に指導されます。
世界は騒がしくなってきています。この夏あたりから歴史的な転換点
に我々は立ち合うことになるかも知れません。
混雑は相変わらずです。
こうした何気ない写真でも、撮影しようと思えば、通行の妨げに
なりかねないので、素早く写真にします。
小さくて華麗な綾傘鉾。
台も車輪も小さいのです。
その大いなる傘の内側から見上げるように撮影すると
今度は何やら壮観だから妙なものです。
こちらの茅巻が氷に込められていました。
どうも去年は見た覚えが無い。見落としていたのだろうか。
目に涼しげ。
船鉾。
こちらも程よい大きさで、美麗な鉾です。
いつもここで見入ってしまうのは、飛龍。
こちらは、鷁。
飛龍の装飾。外の光では、この螺鈿の輝きまでは分かりませんでした。
豪華なものです。
水のソーテール3: 悪魔オフィオモルフォス (うるたやBOOKS)東寺 真生,明鹿 人丸うるたや
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