冒頭の写真を見てお分かりだと思いますが、クルシャ君に
ちゅーるを与えてみました。
二ヶ月くらい前から、猫界ではこの製品がたいへんな流行となっております。
猫のおやつということで、それまでは猫のおやつといいますと、煮干しだったり
またたびの入ったペーストだったり、鰹の生節だったりしていたのですが、
ここへきてスティックタイプのペーストが発売されました。それまでの猫のおやつ
状況を完全に変更した画期的な製品となっております。
流行がこうして既成事実化すると、まるで最初からあったような雰囲気になって、それまでの状況は
顧みられることも無く、この変化の相違を見ようとしないヒト本性の癖が、操作する側の都合に使われる
こともございますので、劇的な変化に際しては意識の時間を無理にストップさせてでも、現状
を保留することが重要なわけです。そんなことはいいとして、あまりに画期的な猫おやつに
クルシャ君もすっかり夢中なのです。
クルシャ君もちゅーる
そのはまりかたが劇的だったので、動画にしてやりましたよ。
クルシャ君の場合、ある閾域を超えて何かに魅入られてしまうと、その対象が
既得権になるんですよね。おかげで毎日要求されることになる。クルシャ君は
猫だからいいんだけど。ヒトがこういうのを繰り返してると腑抜けになろう。
この顔ね
猫用のいろんな企画が出始めてきたばかりでなく、以前より効果的で
的確な猫心のキャッチができるようになってきた日本の猫ケア製品は
いずれ世界を席巻することになるのです。
猫がよく愛されている国は日本だけではなく、意外かもしれませんが
ドイツとロシアの猫も大切に思われています。海外拡大の余地もある。
関心の高まりと、消費の傾向を考えたら、成熟した社会では自分自身の
ための消費から、自分の愛するもののためへの消費にシフトしていくのは
自明なのです。
ペット保険の成長も著しいことを見れば、日本猫の国計画は前進し続けている
ことがよくお分かりになるでしょう。
水のソーテール5: ベッセン・ベリテン・ベリオ (うるたやBOOKS)東寺 真生,明鹿 人丸うるたや
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