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Channel: クルシャの天地
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たまに行く店まで歩く

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クルシャ君は、このところお腹を悪くしています。









暖かくなってきて、食べ物(おそらく缶詰)を放っておくとすぐに傷む
ようになったからか、軟便が続いております。以前、お腹を壊して病院
で看てもらったところ、猫用の整腸剤をもらいました。乳酸菌でお腹を
整えるのが一般的な治療法のようです。

間違っても、正露丸などクレオソートを与えないでください。
人間に効くものが猫にも効く、ということはないのです。正露丸などは
猫にとって死に至るほど危険な薬です。致死量は二粒。お腹がゆるいから
といって、決して与えないで下さい。






愛するものの生殺与奪を握っている、ということは「知りませんでした」では
済まされないこともあるわけです。正直な話、飼主はクルシャ君のお腹をきれいに
するために、正露丸という選択肢を考えて、調べてみてぞっとしたわけです。
あー怖かった。









しかし、乳酸菌といいましても、またいくらも種類があるわけです。
ヒト用の乳酸菌ではおそらく効かないのでしょう。









なんでもいい、というわけではないから、わざわざ猫用の整腸剤がある
わけで、できれば入手して常備したいものです。








それで、歩きながら調べていると、猫用の乳酸菌が売ってるんですね。









この問題はとりあえずこのあたりで解決、ということにして足下を見るとやはり
ありますね、なぜかポリバケツが鉢になっている植木の類い。必ず列をなしているのも
定石通りで感心します。誰かがかつて日本中をこうした鉢で軒下に並べるように指導
して回ったんですかね。大国主神が国造りして回ったみたいに。








例によってこちらも町屋の赤錆びた外壁であります。でも今回はよく注意して見る
べきところがあります。真上を見上げてみると、そうです、梁の一部らしき丸木が
飛び出しています。

写真撮影した時には、見えてなかったのですが、今初めて発見しました。

クルシャ君の薬といい、この写真といい、自分の素朴さには信を置けない飼主で
あります。厳しくチェックして常住坐臥恥じることがないようにしておかなければ
ブログでもおかしなこと書きかねないわけで。

何が言いたいかというと、この梁が見えてなかったとは己の目の中に梁があって
見えてなかったのではないのか、とそう言いたかったわけです。分かる人には分かる。








こちら、本日の目的地「閻魔堂」です。

猫の乳酸菌だとか、ポリバケツの植木だとか、目の梁だとかいらんこと考えている
うちに、すっかり暗くなってしまいました。








イメージが大切な店だけあって、建物の外壁も綺麗にしてあります。
トタンじゃないんですね。でも錆びたぺらぺらの、触れると指を切りそうなあの
波形トタンもなかなかのものです。音だけは気に入りませんが。






このような中庭を見て






このような廊下を渡って







このような部屋に案内されます。








古い家屋に若干手入れをして店に仕立ててありますので、防音や建材の
強度には多少の難はございます。

しかし、その難を補って余りあるほどに、いい雰囲気を維持している、おすすめの店です。







決して高級店ではありません。
そのため、内装にもあまり凝ってはいられないのです。








一応、居酒屋を名乗ってらっしゃいます。






メニューだって、インパクトが大事です。








しかし、突き出しひとつにしても凝った物が出てきます。








これ、おそらくシーザーサラダですね。

他にも頼んだのですが、撮影を忘れてしまいました。

そうです。目に梁がございまして。










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