みなさん掃苔してますか。墓参ではなくて、掃苔です。
『近世畸人伝』なんかに出てくる異能の天才たちの墓所というのが京都市にはいくつもあるのです。
暖かくなって、外歩きも楽しい季節となりました。ただ歩くというのもつまらないので、いくらでも目標設定が出来てしまう京都市で、飼主は掃苔することにしました。この春だけでも。
そんなことされたら寂しいじゃないですか。
主目的は歩くことなのです。すると偶然そのあたりに上田秋成の墓があったりするので掃苔して帰るわけです。そんなに長く開けませんよ。
クルシャ君、木菟みたいな顔して警戒してますが、あまり嫌なら君と一緒に過ごしますよ。
ウルタールのうる: 巻二十八 (うるたやBOOKS)
明鹿 人丸うるたや