ウルタ君が居た頃からずっと使われている籠です。
籠陰から狙っているクルシャ君の捕食者としての小物感がすごい。
この様で何か獲ってやろうと思っているらしいが、気迫みたいなものがほぼ感じられない。
才能だな。
でも遊びには熱心です。
どちらがおもちゃなのか分からないくらい、混沌としております。ベーコンの画でこんなのがあったな。
紐とはいいましても、こちらは彼が散々爪を立てて生地を損なってくれたソファーのカバーを固定するための紐なのでこの紐も損なって貰うと、困ります。
カバー用の紐ですから、本来は表に出ないように隠されている物なのですけれどもクルシャ君は隠されている物を引っ張り出し、飼主が失くすと困る物を物陰に転がしてしまい込んでしまう。
先ほどは小物などと言いましたが、こうして首から下を見るとなんだか大物に見えないことも無い。
天空の瞳 エキセントリック・メモリー (うるたやBOOKS)
東寺 真生