さすがに毎日毎晩伸び続けていると、クルシャ君の放熱姿勢も慣れた風になってきましたね。
猫的には、仲良しに対して、こうしたつぶれ顔を見せる意味もあるんですかね。「おまえのダレた、つぶれ顔など見たくない」と叱ってやるべきですか?
ローマ皇帝みたいに。誰だか忘れた。
姿勢を正して、綺麗な放熱姿勢。
末端まできれいに伸ばしながら、顔を傾けます。
仲良しに対しても、いつも綺麗な姿を見せる、猫的な礼儀だと思います。
飼主のヒトの姿をした仲良したちにしても、仲良しほど気の緩みや姿に躊躇無く指摘を入れてくれますね。
髪の毛跳ねてるぞ、とかですね。
忠告はすぐ受け入れて直します。それは飼主が受け入れる個性だから有り難いことを言って下さるわけで、「これが私なんだ。いじらないでくれ」という御方もいるわけです。
いじって欲しくない個性の代表がこちら。
路傍で夏の初めに見かける薊ですね。棘だらけであります。花言葉もノリメタンゲレみたいなこと書いてありましたね。
満開の咲き始め、最も美しい頃に出会えたようです。もう10日もすれば、この薊も世界をふわふわにするために、種を作って風を求めるようになるでしょう。
薊といえば、確か燕の都だったような。薊だらけだったんですかね。
柳絮といい、薊といい、大陸もふわふわなんですな。
こちらはふわふわの親分。
ウルタールのうる: 巻二十三 (うるたやBOOKS)
明鹿 人丸うるたや