クルシャ君の後ろ姿
背中を見せている自覚が猫にあるかどうか、は耳を見れば判ります。
横に開いている耳のの様子によって、安心しながら背を向けていることをどうも自覚しているようです。正対していなくても、こちらをモニタリングなさっておられます。
ほら、飼主が右に回ると、右耳を向けてきましたね。
背中を見せるのは、信頼の作法。
なんだったら、撫でていっても驚かないし、嬉しいかもしれないけどひと撫でしてみますか、と誘ってるくらいに解釈してもいいようです。
この日、猫用のリーシュを買ったのです。
不意の外出があるかもしれないので、クルシャ君を守るために。
胴体で輪を留めて、その輪に引き手を繋ぐタイプだったのですが
輪が作れない。胴体を回して、片方のつなぎ手に届かない。
知らない間に、クルシャ君のマヌル猫化が進んでいたようです。
小物感がすごいので、大型猫だったというのを飼主が忘れていただけなのかもしれません。
ウルタールのうる: 巻三十二 (うるたやBOOKS)
明鹿 人丸うるたや