メルハバデシェッキルエデリム
布団カバーが三日月と星になりました。
分かりづらいかも知れませんが、クルシャ君が三日月と星のデザインを自分の身体で真似てくれています。
★に手が届きそうです。
苦難無く、星を手に入れる猫。
バッグの中に閉じこもってばかりいないで、たまには広々とした場所で寛ごうクルシャ君。
また何か企んでますね?
ええ、その通りです。そして君はいつものように、飼主の企みを実現してくれる。
猫を用いた魔方陣実験
仮説 猫は円形にマークされた領域に入りたがる
実験過程省略
結論 仮説は正しいものと思われる
19世紀、ブルガリアのボゴミール派の一部には、周囲に円を描かれると抜け出せなくなるという特異な分派に属する人々がいた、なんていう与太がございます。
クルシャ君は逆ですよね。
フンダギアギタイ派です。
ブルガール皇帝もさぞお困りであられたことでしょう。
クルシャ君がちょっと撮影に対して、不快な顔をしながらも魔方陣から出ないのは、自分が仮説を証明してしまったのが、あるいは飼主の企みがまんまと成ったから、なんか嫌な感じなんでしょうか。
同じく19世紀に採用されたオスマントルコの国章である三日月と星について、飼主にあって何か意図するところがあったわけではなく、単にこういう意匠のカバーを偶然手に入れただけだったということも書き添えておきます。
むしろ、メフテルとか大好きなので、こうして好んで日常に取り入れておりますよ。
ウルタールのうる: 巻二十九 (うるたやBOOKS)
明鹿 人丸うるたや