前回の続き緊張は開戦に至るが、互いに小規模な戦争行為を行うだけで、講和もなく終了。
この平和はかりそめのものに過ぎない。
尊いものをカニに喩えることが許しがたいのです。
クルシャ側 前回の戦争動機を明示して 前線から砲撃
第二次カニ戦争開始
バッグの中から蹴ったり殴ったりします。
たまに、中央軍が司令部と共に前線を乗り越えることがあるので、バッグの中に戻ります。
飼主側は、猫の尊厳について守備を固めながら思索中。
無防備に見えますが、こちら側から彼のどの部分を触れにいっても必ず即反撃できる姿勢になっています。
なんなら、ここから追撃していって、逃げる飼主の踵の上を何度も噛んで動きを止めることも可能です。
盾を置いて、前線で敵に対峙する猫の基本姿勢に近い姿となりました。クルシャ側からの第二次攻撃は観測されず。
ではこうしよう
講和の呼びかけ飼主側が族長の尊厳にふさわしい喩えとして、頬毛をカニ脚ではなく、古代エジプトのネメスの横に拡がってる部分に似ている、と全表現を置き換えることにしよう。
なんとなく価値がを理解しつつあるクルシャ側に、警戒態勢の解除が見られる。
上の写真とほとんど変わらないように見えますが、これでも遊びで高まっていた緊張感が、ひとつ上の写真よりも弛緩の方に向かっています。
猫は中身や言葉の指示対象までは分からないかも知れませんが自己へ向けられた価値評価などはよく感じ取ります。
いつも褒めて、価値も尊さもこのうえないものだと伝えてあげてください。
敬意と関心を示し続けるのは好きな者同士の基本ですよね。カニ連呼したいから、記事書いていたわけではないのです。
ウルタールのうる: 巻二十七 (うるたやBOOKS)
明鹿 人丸うるたや