近所の鯖屋敷がランチを再開したので寄ってみましたよ。
京都府にも海はあるのですが、飼主は見たことが無いのです。
いずれ、籠神社詣の際にでも見てこようとは思っております。
とにかく、海が近くないものだから魚に乏しい。
近所の魚屋はみんな淡水魚の魚屋さんだもんな。
鮎もモロコも鯉も大好きな飼主ですが、海の魚というと
このあたりでは、鯖か鱧か甘鯛かが季節で巡る
きまりになっています。
鯖街道から運ばれてきた鯖が、丁寧に加工されて
鯖の棒寿司になったりしてたようです。
奈良まで行くと、さらに柿の葉で丁寧に包むわけだから
海の魚の市場価値なんてものは相当なものだったんだろう。
その焼き鯖ランチがこちら。
写真でもお判りの通り、焼き方は申し分ない。
もちろん、鯖の貴重さをよく理解している店なので
味の引き出し方もよく心得ているようで、猫でなくて
も満足いたしました。
そして見上げると、あちこちに鯖のシルエット。
鯖屋敷になる以前は、鍋の店でした。
玄関から見せの間へ至る通路は、鯖街道についての
展示スペースになっています。
サバくさいですよ。
やっぱり?
夕方、鯖屋敷の近くを通ると、鯖焼く煙のにおいが
してますよ。
頂き物の檸檬ケーキで口直し。
クルシャ君には、暑さから逃れてほっとできる夜に
ちゅーるを。
ウルタールのうる: 巻二十九 (うるたやBOOKS)東寺 真生うるたや