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Channel: クルシャの天地
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たまに押し入れ調査をするクルシャ君

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猫が一点を見つめるときには、壁の向こうの
生き物が出す小さな音を聴いていることもあります。

この日、クルシャ君が床の一点を見つめていたのは
どうも音を聴いているのではないらしい。








彼がこうして同じ一点を見つめていることはかつて何度か
ありました。


とにかく見ている。







以前、この場所に小虫が歩いていたことがあるのです。

以来、よく見つめるようになりました。
守株、というやつですな。








猫はこうして自分の記憶が再現されることを期待して
同じ場所を守ることがあるらしい。やはり、待ち伏せ型の
狩猟をする性質から、派生するこうどうではなかろうかと
思ってますよ。


そして、当然ながら何も出ないわけで、守株に飽きますと
今度は押し入れの中を確認に参ります。






押入れ調査猫




自分で戸を開けて、中を覗いて、異常が無いか確認します。

これね、毎回飼主が閉じてるんですけど、開けたら一度で良いから
閉じてくれませんかね。無理? だよね。









これもクルシャ君の仕事なんだろうな。









なぜか充実したようなお顔をなさっています。












異常なし、ですか。
むしろ異常があったら、君を飼主が遠ざけますけどね。


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