『ウルタールのうる』第二十巻が出版されました。
この作品には特有の名詞がいろいろと出てきます。自分のメモを検索して
確認しながら間違いを直したり、作品中の用法を確認しながら作業して
おります。その作業中に、偶然ネットの検索窓に用語を入れてしまった
ことがありました。
その結果、ネットには自動で文章を生成するブログがあるということを
発見。意味を成さない文章が書かれているのですが、その中にこちらの
ブログの中から引っ張った言葉が使われていたりします。
言葉だけ引っ張るのは、コピペ発見ツールから逃れようということなのか
そもそも、支離滅裂な文章を生成して何がしたいのか、よく分からない。
第二十巻にも「屍鬼制圧作戦図」が付属しています。
本ガイドが読者の皆様方にとって助力となれば幸いでございます。
表紙
俊英 ナンカク
バリネーズ。
第四十四回鎮西軍に准将位で参加。チュウジの副官として参軍。
マウクシ険塞では、アイタイダの下にあってリンクス軍の雑山猫隊
に潜伏していたコウセキの活躍に注目した。
チュウジの博識と仁愛に日頃から敬服して、師と仰いでいる。
優秀で理解力も高く、臨機応変だが、やや神経質な性格をしており
不適切な態度が見られる部下らに容赦が無い。そのため、自らが
尊敬するチュウジとは器が違う。険塞でのシュウの新兵器提案では
適切さを欠く提案に激高。また、リギュウの不適切な発言に対しても
その場で懲罰を言い渡す。
対屍鬼制圧戦ではチュウジと共に第7軍に属し、ホクマーのンガリハリ
潜入工作に荷担する。配下からの評価は高くないナンカクだが、指揮官
としては優秀で、ク・ンシングの軍を迂回して側面を狙うなど戦場での
成果も挙げている。
第二十巻のあらすじ
ウルプライム警視庁に身柄を拘束されていたメナスが解放される。飼主は
ウルタール北方地域で宙塔文書の調査をするために街中を歩くが、改めて
異界との違いを痛感する。共同軍の屍鬼制圧作戦には、敵戦術を無効化す
るのに有効な技術が確立され、ンダモ灼熱将軍は共同軍司令部に直接抗議
を伝える。屍鬼北方に展開している第7軍では、ンガリハリ潜入の為の工作
活動が開始されていた。
キャラクターピックアップ
アビフ
カラカルのホクマーの修行仲間。アビフ家の男子。姉にラシェルを持ち、
妹がふたりいる。修業時代、三日後を予感できるという能力を用いて
ホクマーと修行を遂げた。
後に、鎮西軍に新設された山猫隊の第一副官となり、前線で死線を越えよう
としたホクマーを助けた。
事象
ン・マウマウライン
屍鬼の首都ンガリハリ北方の魑行砂漠の中に築かれた長城式の要塞。
リンクスと数世代にわたって相互侵攻した結果に造られた。
この要塞のため、屍鬼は北方にある「父祖の地」との交流が遮断
されることになった。
ウルタールのうる: 巻二十 (うるたやBOOKS)クリエーター情報なしうるたや
新刊『ウルタールのうる』第二十巻
表紙 俊英 ナンカク「我々と交戦する気か?」
附 「ウルタール世界の地図」
「屍鬼制圧作戦図」
ダウンロードしてすぐお読みになれます。
次巻発売開始迄には、当ブログ内の該当連載記事が
順次消去されていきます。