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Channel: クルシャの天地
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飼主、鞍馬に逃げる

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クルシャ君に言い訳をたくさんして、彼が暑がらないように
あれこれ気を遣い、昼間しばらく涼しい所に逃げることに
しましたよ。






どこに逃げよう。トゥンブクトゥは暑くて機械で平べったく
なるくらい辛い(Belleville Rendez vous)らしいし、最近
あの図書館も紛争で焼けたみたいだし。








近場だと、もうあそこしかないよね、クルシャ君。








そう、鞍馬です。










やってきました鞍馬駅。すぐそこじゃないか。









しばらく来ていない間に、車両も新しくなってました。








駅舎は古くて豪華な形式をよく保存してあります。







それにしても、天狗だらけだな。

ちょっと煩いくらい天狗。








うちにもいるんですよ、天狗。
白黒のやつなんですけどね。






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飼主、鞍馬に潜伏中

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盆の中日、終戦の日。
飼主は比較的、頻度の高い方ですが、年に何回かは穏やかな心で
もって、手を合わせましょう。鞍馬はいい場所です。








駅前に、こんな看板もあるんですけどね。

弁慶や天狗は想定内として、しっかり「寅」も仲間に入っているのが
「クルシャの天地」的で、ようございます。

パワースポットにつきましては、まあ特にコメントすることもありません。



そうそう







鞍馬山について説明していたら大変なので、お調べ下さい。
一応、仏教なのだが、そうでもない。単立の宗教法人であって、はっきり
言っていろんな事があった。飼主には、京都でも最も好きな場所という点
で、何があろうと変わらないところですよ。


ブログ的な指摘をすると、鞍馬山の狛犬は、犬じゃなくて虎









駅前の看板にも「寅」って書いてありましたよね。

そう、正確には「虎」じゃなくて「寅」なのです。



御所から見て寅の方角が鞍馬山だから、だそう
です。飼主のプロデューサーがそう仰ってました。飼主もそう思います。

いや、間違い無いでしょ。ちなみにこの虎は「人虎」ではありません。残念。








最高のアングルを発見。

近代以前の狛犬石像って、どこかに必ず隙があるんですよね。
よく見るタイプの狛犬に決して表現されない首元の皺なんか見どころです。

もっと言うと、下から見たマズルが最高。





本棚の上の猫





その頃、飼主の虎は本棚の上で寛いでいました。










盛夏のオンシーズンに、こんな状態で飼主は贅沢させてもらいました。








すっかり懐かしい場所になりました。










10年前から何一つ変わらない。

変わったことを挙げるなら、参拝者が一層減ったことくらいですかね。

魔王尊も平和にしています。







境内には神社もあるのです。









こちらの狛犬は親子に造ってあるのが有名。
「石橋」とはちょっと違う。

「石橋」は獅子でした。獅子と狛犬の違いなんですが、獅子には角が
ありません。あとは大体似たようなもの。









塔もこんなに綺麗なんですけどね。夏に行くなら鞍馬か比叡。
山を越えた貴船なんかは混雑しているのに、この涼しげな様子。









人は来ない方がいいのかな。
スピなんとかな人たちで溢れるより、ずっとましか。









はい。黙ってここを飼主は通りすぎませんよ。

これぞ、典型的な穴太(あのう)積

綺麗に残っています。鞍馬も城塞寺院の側面があったんですかね。







これまでも随分登ってきたのですが、まだ先があります。









毘沙門天の灯籠。とにかく、鞍馬の魔王とか天狗とかは一旦忘れて、ここからは
毘沙門天に集中しますよ。おんべいしらまんだやそわか。









やっと着いた。しかし、これで終わりでは無い。









お参りしますよ。







これがね、いわゆるデザイン化された、「隙のない虎」ですよ。
飼主は隙だらけの古い虎の方が好みなんですけどね。

かっこよくなるのは歓迎なんですよ。でも、背後にゲームやファンタジーやアニメ
の世界観混ぜてくるのは止めて欲しいな。

この虎は違いますよ。最近の傾向のことです。







お参りが終わると、本殿前の床にこんな意味深な模様が。

例のウエサク祭の祭礼の中心地らしい。









ここで悩むのですよ。
山越えして奥の院に行って、そこから貴船に降りるか、あるいは
今来た道を戻って、電車で貴船に向かうか。








結局、山越えに決定。

そりゃもう滅多に来ないので、せっかくだから山越えするのですよ。
しかしこの時点で既に飼主は、「もう二度と来ないぞ」と文句言って
ました。水飲み場が無い。山水でなくてもいいから、飲める泉を作って
ください。水筒持参をおすすめします。あとウォーキングシューズと
合羽。










普段から歩いている人たちにとっては、軽い散歩みたいなものだと
思います。それでも足を止める度に風が吹いてくれたので、暑さは
あまり感じませんでした。








ほらきた。

眷属社です。


天狗自体を、よくある「なんとか坊」という名前で祀っていない鞍馬山では、どうにか
この「眷属社」に天狗様がいらっしゃるらしい。なんといっても全国の天狗の総元締め
である「鞍馬大天狗」がおられるわけだが、ひっそりしてます。駅前で下品なほど天狗
を露出していたのとは大違い。大天狗といえども謙虚なのであります。



飼主の汗と筋肉痛の代償による鞍馬貴船案内、まだ続きますよ。







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鞍馬、貴船、縁切り神社まで

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夏の京都寺社巡り、やっております。

こちらは鞍馬、奥の院。









山道を歩いてやっと魔王尊のところにたどりつきました。

途中木の根道やら板で仕切っただけの階段やらあったのですが
写真撮っている余裕はありませんでした。
蚊や虻に出会わなかったのが幸い。







そうして下り坂を下りていくと、賑やかな貴船の川沿いに至ります。










川音がして涼しげです。









樹と水が豊富なだけで、随分涼しく過ごせます。

しばしとてこそ立ち止まりつれ。
『江戸名所図会』なんか見ると、昔は都市部もこんな感じ。







貴船神社のご神木。







絵馬だとか水分(みくまり)信仰だとか、一通り確認しておいてですね。
飼主は境内の水をとにかく飽くほど飲みましたよ。鞍馬に水が無いおかげです。

冷たくて美味しい水でした。貴船には三社あるので、奥まで参って下さい。










奥宮の「権地」。

我がプロデューサー殿によれば、磐座だそうです。









なにかとても良い雰囲気があったので、なんとなく撮った一枚。

気に入ってます。

空がやや暗めになっていると、アートなんじゃないか。

いやー、涼しかったですね。しかも水が美味い。などと、ちょっとした
山越えで充実感を味わいつつ、猛暑の京都市内に戻っていきます。
奥座敷から座敷牢へ移動です。鞍馬は水飲み場を設置してください。
大事なことなので、三度言いました。








個人のお祈りの内容を暴露する意図はございません。
なので、仮に読めてしまうものでも絵馬を読まないでください。


ここは、京都の「縁切り神社」で有名な安井金比羅宮。

どんなことが書いてあるか、みなさんご存じでしょう。






この数年、大人気なんですよね全国的に。








絵馬の奉納数がものすごい。

飼主、神社で願掛けや願い事したことないんですよね。
普通、やるもんなんですかね。








これが何ですか、有名な願掛け用の仕掛けです。
見る度に、トンネル上部の札の塊の嵩が違います。それだけ激しく
増減していることを考えれば、参拝者たちが途切れていないことが
よく分かるのです。社殿も新築中でしたしね。












立派な手水。
どこにでも場違いな参拝者というのはいるもので、飯田橋の東京大神宮に
出かけた時も飼主は浮いてましたが、似たような除け者感、疎外感をしっかり
感じてきました。ただ、京都らしくそのあたり、なんというかはんなりとした
違和感で済ませてもらいました。







「あら、お兄さん方にも御用あらはるんやろか」くらいですね。

用はあるのです。ただ、目的が違う。






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正月でもないのに地主神社で揉まれる

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夏の京都神寺めぐり。最後は清水寺そばの地主神社です。







地元に居ても、こういう観光地には滅多に行かないものです。
わかりますよね。


久しぶりに来てみたら、今の世の中の一部をそのまま切り取ってきたような
参拝者たちを見ることができたので勉強になりました。

じゃあ、飼主は今の人間では無いのか、とかそういう無粋なことは言わんでも
良い。どうせここからなにがしか傲慢さを引っ張り出して叩こうってんでしょ。
そういうのないから。単に説明を省いているだけなんで。






目的地はこちら。
清水寺の拝観料を払わないと、なぜかお参りできない地主神社であります。


地主神社が21世紀の最先端の神社らしい、という噂はかねてより伺っておりました。
この際目的もあからさまにしましょう。

神社のマーケティングがそれです。









どこやらのはんこやの看板みたいですが、ここでは縁結びを大げさに安っぽく
宣伝しているところなのです。安っぽい、という言葉が場違いならば、
ポップでフレンドリーに演出されています。










狭い域内に次々と人がやってきます。しかも各所にアイデアだらけ。

飼主にはこのウサギだけが強くアピールしてきたので、撮った写真もウサギだらけですが。









ウサギが御幣を持ってる時点ですごいんですが、赤目も妙に訴えるものが
あります。隙がありませんね。全力でもってネタになりきってます。








本当に仕掛けだらけなんですよ。

神社で買える、西洋占星術の星座の御守り

とか










えんむすび御守り、キューピッド

なんか、特にオススメ。


アモールでもエロースでもなく、クピードなのが重要。






本当にいろんなものがあるのですが、飼主が撮るのはなぜかウサギ。








21世紀の最先端の神社って、こんなことになってるんですよ。

あと10年この状態は続かないと思いますけど。




飛び込んでくる猫/Cat jumps in





一方、21世紀のラガマフィンは500年前の猫たちと同じように、楽しんでいます。









清水の舞台も変わっていませんでした。









変わったり、変わらなかったり、それでも全体は変わっているんですよね。






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クルシャ君、身体が長くなる

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ラガマフィンのクルシャ君は、ゆっくり大きくなっていくタイプ、だと
知っていましたが、1歳8ヶ月を越えてもまだ骨格が成長していくのを
目の前にすると、本当だったのだと改めて感心します。









ここへきて脚が伸びてきました。







長くなったり、丸くなったりして成長を繰り返す猫の一般的な
発育と同じです。普通の猫なら、一歳半くらいで大体身体ができて
くるのですが、クルシャ君にはまだ丸くなる余地があります。












身体の長さは大きめの猫の雄の標準に近付いてきています。

しかし、牡の強さの証っていうのはやっぱり、顔の大きさ
に比例しますからね。

ライオンはもちろん、野良のボス猫は例外なく顔がデカいわけですよ。











クルシャ君はこれから首が太くなって、顔も大きくなって、固太り
体型に変化していくのだろうと思いますが、どの程度までオス化して
いくのか、見届けていきたい。








今は、しなやかな身体にふわふわの毛、やや小さめの顔と
ちょっとしたスタイルの良さそうな猫になっています。










400グラムしかなくて、震えていたあの子猫がよくここまで成長してくれた。












体重も計測してみます。6キロ近くなっているかもしれません。












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うなぎとカレー

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今年の夏はいつもより暑い。今年の冬は例年より厳しい。
気のせいでも何でも無くて、こういう文句を天気予報で
毎年のように聞いてますね。

社会活動する前に、天気にやっつけられてしまいそうです。









そこで、うなぎを頂きました。
稀少生物になって、いずれ食べられなくなるんでしょうな。







人類が存続する限り、繁栄する猫の一族であるクルシャ君は、
夏を楽しんでいます。








こんな感じで毎日きゃふきゃふですが、遊びすぎると口を開けてはあはあ
してます。










夏によく食べるものと言うと、やっぱりカレー。
夏に限らず、年中食べていますが。

よく食卓に出てくるので、クルシャ君も彼なりに
カレーに関わるようになりました。










鍋を火にかけていると、コンロの下でこうやって見張りをしてくれています。








どんな気持ちなのかよくわかりません。

偶然飼主が立ち動いているから、近くで寝そべっているだけかも。











普段は飼主の部屋の入口でこうやって番をしています。










カレーに悪さをしにくる何かを想定していたら、笑いますね。









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ねこおけから猫漏出

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子猫の時、ねこおけはクルシャ君にとってベッドでした。
ほとんど使わないので、処分に困っていましたが、たまに
使っています。

今は、クッションを外しても、ねこおけからクルシャ君がはみ出すように
なりましたよ。








狭い風呂にみっちり浸かってお湯を全部流してしまった人みたいに
なってますが、これが限界なのです。

最近では貯水タンクから何か漏出してるニュースが話題なので、こんな
見立てをしたのでしょうか?違います。そんな不謹慎なことしてません。
んー、偶然かなー。







ねこおけに入って丸くなっているのが理想的ですよね。

でも実際は、頭を外に出さないと身体が収まらないのです。









むしろ、尻尾も出していないと入れません。









これで、まだ子供同然だから、今年中にはねこおけに入るクルシャ君を
見ることが無くなることでしょう。









手先はまだ小さいままです。






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クルシャ君、靴箱にも溢れる

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片手サイズだったクルシャ君も次第に大人の身体に
なりつつあります。









慎みの無さとか、イタズラし放題とか、中身は子猫の時と
変わっていません。









人間だと、こういう時期が危ないんですよね。
間違うと、生涯の禍根を作りかねない時期でもあります。


飼主の禍根は、そうですね、ニーチェなんか読んだことですかね。






クルシャ君はまだすべての危険を覚えたわけではないので、ちょっとした
好奇心が大怪我の元になる可能性がまだあります。








靴箱を見つけたので、さっそく潜ってます。
これでもクルシャ君があふれ出してしまうくらい、みっちみちです。











もう入れないの



そんなことはないぞ。
箱を壊す勢いで、強引にいけば収まるかもしれない。









でも、全部は無理でした。










頭としっぽを外せばどうにか収まるみたいですが、これ、ねこおけと
同じ状況ですよね。










あきらめました。

sw243





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gooブログyoutube排除記念クルシャ君動画

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こちらでは、機会ある毎にクルシャ君の動画を貼り付けて参りました。








ほとんどの動画はyoutubeにアップし、ブログパーツというコードに変換
して、ページ内に貼り付けていました。しかし、このところyoutube
で、直接gooブログ用にブログパーツに変換することができなくなりました。

マイナーなブログとして大手様から排除された形になっております。









しかしそれでも手間はかかりますが、変換はできます。









クルシャ君が遊びたくなって、飼主を誘う時、毎回こんなことをします。
うるさいこと、飼主が嫌がることを進んで行うのは猫の小知恵ですかね。
たまに、かわいいことを繰り返して、自分の要求を満たすもっと賢い
子もいますよね。クルシャ君もそうなってもらいたい。
どうにかして飼主側から彼をより賢く行動できるように誘導したいものです。







10年近く続けてきたgooのブログも乗り換え時なんでしょうか。








などと、どうでもいいことを思っている間にもクルシャ君の要求は続きます。




ソファー




今度はソファーでガリガリ。

立ち上がってバタバタ、ガリガリするのがクルシャ君の基本的な遊びの
お誘いみたいです。必ず飼主の見えるところでやってくれます。








まあ、手間でもやらなければならない、という意味ではクルシャ君の遊びの
相手と動画のブログパーツ変換も同じですかね。









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自慢の下半身

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クルシャ君、八月最後の更新記事です。







おかげさまで、この夏を越せたようです。

夏になる前から、この夏は厳しいし、大丈夫なのかと
思っていましたが。









クルシャ君の健康状態もかなり安定しています。
ゆっくり成長する日々。これから秋になります。







クルシャ君は仲良くしたいときに、相手に下半身を向けてチェックして
もらいたがる癖があります。










尻尾もおしりも比較的きれいなので、下半身を向けられても嫌な感じは
しないのです。でも、これも個性だと思えば、珍しい癖なのかもしれません。
飼主は他の猫で、おしり向けてうれしそうにする子をあまり知りません。










ラガマフィンとしてはやや小さめなクルシャ君。









下半身越しにカメラを見てる。

クルシャ君と飼主の間には、カメラと彼のおしりがありがち。







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夏の終わりの扇子芸

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秋雨前線が降りてきているようです。
扇子が無いと出歩けなかった夏も過ぎようとしております。








涼しくなる前にクルシャ君を洗っておきました。







ハンカチでは足りなくて、タオルで汗拭いていましたね。

クルシャ君も風呂上がりにタオルドライされました。

お風呂前にひと遊びしておきました。




扇子舞



扇子を飼主が使っていると、クルシャ君が取り上げておもちゃにしたがります。

でもおもちゃとして扇子を与えると、そんなに遊ばない。
飼主が使っている。手に持っているから欲しい、ということみたいです。







まだまだ子猫です。








いつも飼主のことを信じていて、観察し、全力で彼なりに考え続けて
いるクルシャ君です。みなさんにもすぐ近くにこういう子がいること
でしょう。なんかもう生きる目的ですよね。





扇子で遊ぶ




引き続き、扇子でもってじゃらしてみました。

飼主がクルシャ君のいじめから扇子を救おうとするのが楽しいそうです。
そのへんは基本的にイジワルなんですよね。飼主が扇子を大事にする気持ち
が本気ではない、と見抜くと彼の興味もなくなります。










結局、どのへんまでが許されるのかどうか、クルシャ君は毎日こうして
実験して覚えていくわけです。人生ってそうですよね。試され続けていく。


だが、諦めない。そしてたまに休む。





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しろいさんに釘付け

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ほぼ一年三ヶ月くらい前に、子猫のクルシャ君は、飼主宅にやって
こられた「しろいさん」に出会っています。

該当する過去記事を改めて見ると、クルシャ君が小さい。









しろいさんは、大人の余裕でもって前回はクルシャ君をあしらっていたのですが、
今回はちょっと違うことになりそうですね。








さっそく、一回りくらい自分より大きくなっているクルシャ君に追いつめられて
しまいました。






お見合い






クルシャ君は気になって仕方ないみたいです。
それでも、前回しろいさんに教わったことを身に付けています。

そう、猫には尊重しなければならない空間がみんなにあるのです。
そんなわけで、あんまり強引に近寄れません。怒られるし、ね。







高くてクルシャ君を牽制できる場所を確保しています。
賢い戦略です。

でも、下に降りられないと食事やトイレもできないので、早めに
慣れてくれることを期待。フードは掌に乗せて与えてました。







怒って排除しようとか、順位を教えてやろうとか、そんな気はまったく
ないのがクルシャ君です。

ひたすら好奇心。それから友達になりたいだけ。







こうして何度も近くまで寄っていって、手を出してみるのですが、大体
威嚇されて撃退、というのをほぼ5分置きに何度も続けます。

しつこいな。





ニオイつけ




そして、しろいさんの身の回りの道具類に、自分のニオイをつけて安心します。

このへんの行動は、飼主も人間なので、完全には理解できません。
ただ、そういうものらしい、と知っているだけであります。


ちょっと珍しい行動なので、動画にしました。







なんとかして、しろいさんに接近したい。


クルシャ君、まれに見る真剣さです。
一念に徹する猫の図。








そんなことだから、彼女が伏せていた場所が空いたりしようものなら
すぐチェックにいきます。どんなことでも知りたいのです。









猫の場合、ニオイでいくらか情報が入ってくるので、ヒトより有利ですね。

あ、飼主はこういう気持ちは分かるが、やったことない。
犯罪じゃん。





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しろいさん、追いつめられる

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こんにちは。影の中から白い顔に光る眼。
きれいめの妖怪っぽくなっているしろいさんがいます。

彼女は安全な場所を求めて、こんな狭いところに潜り込んで
しまったのです。








ちなみに、彼女はスコティッシュとノルウェージャンの血が入っています。
基本的に、温和で遊び好きでやさしい女の子です。

彼女が何から逃れようとしているか。



釘付け



このしつこい子供から離れたいのです。


クルシャ君の視線の先にはしろいさんがいて、警戒しています。








クルシャ君もそんなに乱暴では無いので、近寄れてもせいぜいこの程度
です。












こうやって距離感を保つこと、二晩ほど続きました。
お互いの集中力も緊張の維持も、いずれ限界に達します。

穏やかな前線の膠着状態って大体自然界でも二日くらいしか続かないんではないかと
思ってます。白鳥のオス同士の睨み合いも、限度を超えると互いがその場で寝込んで
しまうそうです。







緊張状態のしろいさん。








どうしても近寄りたいクルシャ君。




クルシャ君退却





そして、こうなるのは必然。

しかし、一度叱られたくらいではちっとも凹まない強さというかしたたかさというか
しつこくて諦めない性質を手に入れたクルシャ君は、退却してもすぐに寄せてきます。

尖閣近辺の中国船みたいなもんですかな。







束の間の休息。






しかし、目を開けると前線にヤツがいる。








おともだち


しろいさんも根負け寸前です。



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攻防は前線を越えて

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飼主のところに何日間か、お友達の猫、しろいさんが
やってきています。

クルシャ君はストレスなんかないんでしょうが、しろいさんは
見知らぬ場所で緊張していて、まずは落ち着いて安心したいのです。

もっと他者の心を忖度できるようになれ、できないか。
ヒトでもできないのがいますからね。







今までは、和室の高い場所を占拠して、登ってくるクルシャ君を撃退
していたしろいさんですが、余裕が出てきたらしく、あちこち探検する
ようになりました。

山城を拠点にして寄せ手を引き寄せておいてやっつける。
楠木正成の赤坂城と一緒だ。
まあ、どうでもいいんですが。

とにかく、しろいさんのここまでの戦術は正しかった。


ところで、上の写真ですが、横たわって休んでいるしろいさんの
背後、コードが通っていて、やや布がめくれているところから、
クルシャ君が半分だけ顔を覗かせているのが分かりますか。
写真に偶然写った幽霊みたいになってます。

しろいさんが正攻法で防衛すると、スニーキングみたいなことを
してまで前線を抜けてくる。このへんは猫の本能的な技能なんで
しょうね。


追いかけ



ここへきて、彼女の戦術が変化しました。

活動に必要な行動の自由を確保しなければならないので、長期戦に備えて
各部屋の拠点を確認して、できれば割拠できる場を見つけておきたいのです。
そうすれば、それぞれの場所から最小のリスクでもって行動を展開できる。

この戦術変更も正しい。


にもかかわらず、クルシャ君はとにかく追いかけるのを止めません。
しゃー言われても、ちっとも効いていない。





机の下でも安全ではありません。周囲が囲まれているように見えても、
所詮は布が被っているだけなので、クルシャ君の手が伸びてきてしまうのです。

そこで、やっぱりしろいさんは考えます。







あの子が寄せてこれないくらい狭いところ
を拠点にすればいいのよ



またまた正解。



ポットに追いつめ




この動画の注目して欲しいところは、しろいさんがポットの脇の
狭い場所を確保した過程では無くて、その後でカメラが移動して
クルシャ君の横顔を捉えたシーンです。

完全に魅了された動物の顔してます。
魅了っていうんですかね。もしかしたら獲物を追う感じかもしれません。
それにしても、好奇心が出ているのでやっぱり魅了ですよね。







手は出されないが、結局、いつまでもすぐ近くで目をまん丸にしながら
クルシャ君に見つめられ続けることに辟易したしろいさんは、元の山城に
戻ります。











ちょっと疲れてますね。







だがその休息でさえ、長くは許されないのです。









また来たのね


明鏡止水の心境。
猫が剣豪のようになる瞬間です。









ともだち、ともだち。

軍師しろいさんは、もしかすると知略の価しない相手に対して、頑張って
いたのかもしれないのでした。

ともだち、ともだち。









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トモダチ作戦完了

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愛想でもって呼ばわりながら間合いを詰めていく、という単純な
クルシャ君の作戦が、しろいさんの拠点移動作戦に勝利する日が
やってきました。








御覧の通り、彼女の城にクルシャ君が侵入して、無血開城を実現
することになりました。






呼びかけ




随分威嚇されてきたのですが、威嚇に対して優しく呼びかけることを変えなかった
クルシャ君の平和的勝利なのです。







一度、彼女の防衛権に入り込んで見つめ合うことができると、自然な間合いで
寛ぐことができるようになってきました。時間は必要ですが、こうなることは
予測できてましたね。しろいさんも基本は優しくてフレンドリーな子なので。








満ち足りた顔してます。
穏やかな顔が多少不細工なのは、しかたありません。






一方、しろいさんは、いくらか不本意。
クルシャ君のしつこさに妥協してしまった悔いがあるのかもしれません。








なれなれしいことと、仲良しであることは猫の世界でも別物のようで。





一触即発




度を超えがちなクルシャ君のアプローチにしろいさんは度々牽制しなければ
なりませんでした。








こういうこと何度も繰り返して、猫同士のつきあいを覚えていくのでしょう。
間合いは何でも詰めていけばいい、ってわけじゃないんだな、クルシャ君。








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怒られても懲りないクルシャ君

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こんにちは。
あれから、やっとお互いを認めることができるようになった
猫たちですが、相変わらずクルシャ君の度を超えたなれなれしさ
が迷惑がられているようです。








居間の椅子は、猫がおさまって丸くなって休むののに丁度良い
座面になっています。



そこへ


やめんか、こら




クルシャ君が手を出しています。

怒られているのに、あまり気にしていないようです。
子猫の時に怒られた際には、毛布被って震えていたはずなんだけどなあ。









クルシャ君の怖い物知らずにも困ったものです。

相手のことも思いやってもらいたい。もしかすると、これで
彼なりに手加減しているのかもしれませんが。








下を見てもしかたないが、確かにクルシャ君より横柄な子はたくさん
いるんですよね。彼よりずっと気遣いができない子もいる。そして
同じくらい、彼よりできる子もいる。








ウルタ君とか。
ウルタ君は他の猫を威嚇したことは一度もありませんでした。
威嚇されてましたけどね。殴られてもいたが、あの性格だったので
ノーダメージでした。






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アリアンまた洗われる

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クルシャ君としろいさんの攻防戦の中休みとして、今回はアリアンの話題です。








いつも以上に目が小さくなっていまする
とても綺麗な毛色をしているノルウェージャンの宝石のようなアリアンですが
毛質がさらさらで硬いトップコートの部分が、暑い季節の過ごしやすさを邪魔
していました。








お風呂に入れられるのを予知して、身を守っている(つもり)のアリアン。

ウルタ君もそうでしたが、下半身の背中から尻尾の付け根あたりまでに硬い
毛が生えています。この種の毛は、寒くなってくると覆うようになり、暖かく
なってくると、減ります。

分かりやすい夏毛と冬毛です。










暗くて分かりませんが、ランス君です。

狭いところでじっとしてます。相変わらずです。










風呂上がりアリアン





とにかく、季節外れのその硬い毛を流してふわふわにするためには、どうしても
何回か洗わなければいけなかったのです。

風呂上がりのアリアンはひたすら、身体を舐めてます。







たまに、こっち向きます。










お風呂に入れると、別猫みたいに細くなる子がいますが、アリアンは
あまり変わっていません。









固太り体型なんですね。









しかし、こうしたときによく分かるのがアリアンのグローブ(白手袋)と
ソックス(白足袋)。










もうすぐまた硬い毛の、きれいな冬アリアンになるために、夏に残った
昔の毛を落とすのです。







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散歩して天国を見つける

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ある夏の終わりの一日、飼主はどこかにあるという「天国」の話
を聞いて、そのあたりを探索中です。







民家の屋根に這い上がったカラスウリの花。

これだけでも相当和みますね。






寺の裏。
歩いているだけで、すでにこのあたりに天国の雰囲気がしていますよ。








すると、すぐ近くに見つけました。

京町家を改装したカフェです。









町家カフェ自体はいくつもあるのですが、こちらは特別です。

もちろんアンティークがカラーリングをよく考えて配置されてますし
センスもいい場所なのですが、こちらが天国である理由は別にあります。








猫がいるんですね。猫が。

町家で、猫がいるカフェ。

ここで過ごせたら至福ですね。








しかも、客で初見なのに、近寄ってきて挨拶までしてくれます。

尻尾立てて、「いらっしゃい」。









飼主の持ち物に寄ってきて、すりすりです。









すぐに頭を撫でさせてくれました。

ひととおり歓迎が終わると、「ゆっくりしていってね」といった感じで
自分の持ち場に戻っていきました。









なんだか懐かしいものが置いてあります。









70年代に田舎の家で過ごした記憶があるなら、和めると思います。

もちろん、なくても和めます。







この景色を見ながら、猫が往き来する座敷でゆっくりできます。










猫部隊の持ち場。

実は二匹います。








注文した飲み物がやってきました。








テーブルの上に、膳。

膳にきっちり皿やグラスが置かれているだけで、落ち着きますね。

モヒート飲んだり、ケーキ食べたりしながら、幸せでした飼主。






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知り合いにはなれました

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あの後の展開です。
さすがに、何日も一緒に居ますと、互いが空気のようになってきます。







いつまでも神経質に騒いでいられないのです。







それでも、この距離感は維持しています。







しろいさんを、メンフクロウのように撮影することに成功。






なかなか眼の大きな子です。






クルシャ君も大きいのです。







手が届くがどうか、ぎりぎりの距離で互いに注意を向けているようです。





遊ぼうよ、嫌!な猫たち





ですから、こんなことも頻繁に起こります。
クルシャ君は飼主より自分が偉いくらいに思っているので、しろいさんが
飼主に撫でられてぐるぐる声を漏らしてしまうのが理解できないみたいです。
猫だから関係を上下で見ないのですが。








まあ、好き嫌いなんですよね。
クルシャ君はもう少し時間をかけると、おともだちができそうです。








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猫の平和

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何と言うんですかね、猫が近くに居るだけで平和ですが
余所様のとっておきの平和の使者を加えて、猫が二体も
いると、相当和みますね。







御世話も二倍になりますが、大したことはありません。
そんなことより、この仲良し感、動画で通じるでしょうか。



撫でられる白猫



ふにゃふにゃですよ。
しろいさんが特別穏やかで優しい子(クルシャ君には別)だというのが
ご理解頂けると思いますよ。








アリアンやクルシャ君にするように、キスしてあげたい気持ちを
抑えて(なぜか失礼だから、と思っている)クルシャ君が見えない
ところで、しろいさんをなで回しています。









一方、クルシャ君は尻尾を立てて、お練りの最中です。
勝った勝ったと喜んでいるのでしょうか。







しろいさんを最初から敵視していないので、勝ち負けよりも
やっぱりトモダチが出来た安堵感ですかね。









おともだちを自由にさせておくのが一番だと、ようやく理解した
みたいです。






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