こんばんは。
猫種や猫の個性で、得意のポーズはいろいろとあると思うのです。
脚を長く伸ばして棒のようになったり、転がったり。
ウルタ君は、よく転がってました。
背中が広いので、お腹を見せて転がってもよく安定するよう
でした。スコ座りも典型的な得意ポーズですよね。
子猫の時のクルシャ君は、よくお腹を見せて逆立ちするような格好を
していました。近寄ってきては、飼主の枕を背当てに使いながら
逆立ちしていたものです。
子猫時代の逆立ち癖について、クルシャ君とほとんど同じポーズをして
子猫が他の猫を威嚇している動画を見たことがあります。
おそらく、ラグドールの子猫、ラグドール系の子猫と思われるそのポーズ
は、明らかに防御姿勢でした。
つまりその、ネコ科のみなさんが敵から身を守るときに横たわって、足を
相手に向けながら弱い脊椎を守っているポーズですよね。それが、ある種
の猫になると、相手を防御しながら同時に攻撃も出来る姿勢として逆立ち
に近い姿勢になるようです。
ただし、体重の軽い子猫時代にしか頻繁にしない。成長して体重が増えると、
相手の前に回り込んで逆立ちなんかしていると、その姿勢を維持するだけでも
疲れてしまいます。逆立ちの利点は、上から近寄ってくる相手の鼻先に向けて
強いキックをかますことができる、という一点に尽きるのです。しかし、この
姿勢で相手を挑発し続けることはとても難しい。
そんなわけで、子猫時代には盛んに逆立ちしていたクルシャ君も、最近ではやらなく
なりました。転がる時も、嬉しいときか、飼主の手首を両手でロックして噛みついている
時くらいです。
そんなクルシャ君の最近の得意ポーズがこちら
Cat poses for cat pose/Bidal-asana サソリになる猫
「サソリ」と呼んでいます。
なぜサソリなのかはお解りですね。
ねこのび、しながら尻尾を前に出すと「サソリ」になるのです。
そして、尻尾の先が頭に届くのです。
クルシャ君の得意ポーズは逆立ちからサソリに変わりました。
ところで、ラガマフィンはラグドールの親戚みたいなものですが、子猫
時代でも頭を下にして転がる癖はこの系統の猫に特徴的なんでしょうか?
しかし、ラグ系の逆立ちとはいってもスコ座りほど有名な癖ではないし、
ひょっとして飼主だけが思ってるだけかもしれないわけで。
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