改装と日本酒

再び見ることは無いクルシャ君のパンダ扮装を思い出しながら
現在の環境の様相を受け止めますと

こんな有様で、実に寒々しい。

昨年末から外装工事で期間は一月程度、だったはずなのに
こんな状態が続いております。人手不足なんですかね。
いずれ、ある程度の基礎的な工事はロボットによる作業に
替えられていくに違いないと思います。

ただでさえ寒いのに、こんな環境で暮らしていると
もちろん、この場所ではありますが写真の空間で寝起きしている
わけではないのは当然としつつ、なんだか殺伐としてしまっていけない。

最近では、部屋に立ち入らせてもらって作業がしたい、などと申し入れ
もあるので、騒がしいし寒々しいしクルシャ君は落ち着かないし、外に
興味を持つので出ないように閉じ込めないといけないしで、こんな場合
我慢し続けるにしても何か賢い立ち回り方はないものかと思うのですが

逃避する場所で時間を過ごすという安易な選択に走るのが飼主。

こちら、呑みやすくて香りの良い日本酒。
当日は空瓶でした。ただ、これお好きなんで取っておきたかったんですけど
すぐに空いてしまいました、とのことでした。

代わりにこちらを頂きました。

滋賀の浪乃音酒造が出している「湖」。
ネットでもレビューを見ることはありません。

こちらの日本酒で軽く温まりながら

味付けにすっかり惚れ込んだ先付けをいただき

二杯目に頂いたのがこちら。

北安大国

よく切れる刃物に適切な助言をくれる友、そんな存在は
手許から離したくないものです。届く範囲にこの酒があれば
食べ物はすべて上品になり、生き様も無駄がなくなりそうです。
僅かに口に含んで、香りが染みる時間だけを愉しめる、そんな酒です。

鰤大根もいい味でございました。

ところで、これから戻るのだが、あの現実は変わっていない。
真しっかり受け止めることにいたします。