鴨川岸の納涼夏祭りは一週間ほど続きました。
今年は、鴨川の脇にある高瀬川という用水にで、一部川床が
設置されていたのを見ました。なんとかして涼みたい気持ちは分かる。
鴨川の川床なんですが、涼しいですか?
いつも思うのだが、川の臭いは上がってくるけれどもそんなに涼しいと
思ったことが無い。むしろ、橋の上を歩くといい風が通ったりします。
御覧の通り、岸を建物で塞いで通り道を無くしておいて川床設置して
いるのだから、風は通りませんよね。
秋長けて、肌に夜風が染み渡る、ようになるのはまだ先の話。
猫留守番の方が描いて下さるイラスト。
アリアンが気持ちよく喉を鳴らして横たわっている様子が
よく伝わっています。ランス君、君はそんな風だよね。
こちらも機嫌良く爪研ぎ中のアリアン。
とにかく見知らないものはなんでも怖がるアリアンですが、知らないから
怖いとも言える。Jean Delumeau によれば、恐怖心のリストというのが
作成可能なんだそうで、心性史研究のテーマになってる。
なぜならば、恐怖とは定義上、必ず対象固着的性格を有する、から。
不安には対象が無い。
ところがここに、社会的な動力因としての恐怖を見ると、異常な恐怖心の
社会的利用なんてものが出てくる。カタリ派への極端な弾圧、殲滅運動なんか
この類いですな。
では、正常な恐怖心とは何か、正常と言っても自発的な文脈と、操作された
ものとある。アリアンの場合、放っておくと何が怖いかのリストを一々教えて
くれるので、観察が不要ですが。この後もこのへんの話題が続きます。
北野天満宮では、御手洗祭。
この幟に描いてある葉は、梶の葉と思われます。
諏訪の神紋だったりするのですが、京都だとよく聞くのは
「葉書」の葉とはこの葉のことよ、というものです。
墨が乗るんだろうか?
夜の北野商店街を歩く。
すぐ近くに既にあるというのに、また、たこ焼きやができている。
水のソーテール3: 悪魔オフィオモルフォス (うるたやBOOKS)東寺 真生,明鹿 人丸うるたや
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