味噌ラーメン。
京都には、京都ラーメンなるものがございまして、決して上品な薄味など
ではなく、逆に個性的な印象を持つ、癖になるような味のものがそのように
呼ばれています。この味噌ラーメンは「たかばし」なる京都ラーメンの
有力な店のもの。
この味と香りに接すると、最初は特に訴えるものを感じない、可も無く不可も無い
感じで通り過ぎてしまうのです。でも、しばらくするとまた同じ味が欲しくなる。
およそラーメンとはそのようなものなんでしょう。
滅多に食べないので写真にしてみました。
テーブルにはこんなものが。
そして
店外へ出ますと、アジサイが満開でした。
初夏の植物の色は目にいいですよね。
じっくり見ていると、目が良くなるような気がします。
京都のラーメン食べたら、なんとなくこの手の他の食べ物を探して
みたくなりまして、このあたりの近くにあるという伝説のグルメを
探索してみるかなどと思いつつ、歩き回りました。
その伝説のグルメの名はピネライス。
なんだそれ。
古都・京都のB級グルメを食べる（プTV）
参考の動画によりますと、チャーハンの上にカツが乗っていてカレーソースが
かけてあるらしい。えらいカロリー高そうですな。
勘違いされないように指摘しておきますが、動画に出てくるレポーターの
兄さんは飼主ではありません。
目に気持ちいい濃い緑を見ていれば、ピネライスなんかどうでも
良くなりそうですが、この際だから辿り着きたい。ただし、ひとつ
ルールがある。
それは、決して地図やナビを使わないこと。以前ネットか雑誌で見た
情報の印象だけを頼りにして探し出すこと。これだけで、もう見つけ出す
のがほぼ不可能になりましたね。
あっさり出会えてしまうからこそ、幻であって欲しいなんて思います。
むしろ、たかばしのラーメン食べた後でビネライスが入るわけない。
探しはするけれども、出会う準備ができていないので、その気配だけ感じて
幻を守ろうという散歩。
ネッシー探しみたいなものですか。
なんだかこのあたりに感じますよ。幻の気配を。
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