世の中には、人をリラックスさせるのが上手な猫がいますよね。
穏やかに香箱組んで、人に向き合いながら目を閉じているのを
見ているだけで、眠くなる。
タブレットやスマホで選べる
入眠補助アプリには、「聴いていると眠くなる音」というのを再生するものが
ありまして、再生音のリストには猫のぐるぐる音があったりします。
催眠術が特異な猫、いるんじゃないでしょうか。
クルシャ君も穏やかな時、飼主の側に居ながら自らリラックスしてますが、
決して人をリラックスさせようとはしてません。
いつものランチ。
どちらかというと、目が合うと直ちに挑発になってしまう。
ランチから戻ると、クルシャ君がベッドカバーの上で寝ています。
催眠術が使えるような特技を持つ猫たちは、ある程度経験を積んだ中年以降の
猫なんではなかろうかと、仮説を立ててみます。すると、クルシャ君もいずれ
催眠術が使えるようになるかもしれない。
ちなみに、今リラックスしているクルシャ君の側に寄るとどうなるか、試してみましょう。
すると、面白いことが分かります。
昼寝猫の目に寄って挑発
何度か距離を縮めてはまた離れてみました。
すると、ある程度の距離から近寄ると、リラックスしていたクルシャ君が興奮し
はじめます。更に突発的な挙動をすると、明らかに挑発になることが分かります。
この距離感と興奮の度合いは厳密に数値化できそうなくらい正確に繰り返されています。
ということは、だ。
近付くほどある状態の猫にとっては興奮が増すような、対人放射が仮定できるんで
あって、その放射は熱と同じで多分距離の二乗に反比例して密度分布している。
比較的若いクルシャ君にとって、近付くのは緊張感を高めることにしかならないと
いうことが分かります。
すると
催眠術をかける猫は、猫放射を克服してるんですかね。
にほんブログ村