猫が部屋の中でくつろぐ場所は、およそ決まっています。
クルシャ君の場合、飼主の椅子の上とか、飼主の食卓の椅子とか、飼主のソファーの
上とか、飼主の机の上とか、飼主が風呂に入っている時の風呂場の足ふきの上とか、
寝ている飼主の布団の上とか、そんなところをぐるぐる回っているようです。
そしてたまに、自分用のベッドで眠っています。
いつも飼主の先回りをして、居場所を取ってしまうクルシャ君ですが、猫の気分
は移ろうもの。居心地の良さそうな場所が見つかれば、必ず試して居座ってみたり
しています。みっちりできる袋や箱なんかあれば、無条件に試してますよね。
小さな袋から、煙が立ち上るように現れるクルシャ君。
アラブのジーニーみたいなものです。
願いは叶えてくれません。
随分気に入って潜り込んでいるようですが、これだって半日もすれば飽きて
しまいます。なかなか、快適な場所が安定しませんよね。
クルシャ君の快適な場所は、季節によっても、天気によっても、また一日の時間帯
によっても変わっていくようです。この春の日、彼が気に入っていたのは柔らかい
陽射しを受けていられるソファーの上でした。
穏やかそうにしていたので、ふたりで仲良くできる時間を動画にしてみました。
春の陽の中の猫
近寄ると、ご機嫌そうに、目を細めながら何度も挨拶してくれます。
この春もふわふわ。
実際、クルシャ君自身もふわふわな感触の居場所が好きみたいですが、彼より
ふわふわな居場所を用意することができないのです。
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