関東から西では桜満開。
飼主とクルシャ君の地方でも桜まみれになっています。
この白い、淡い、満艦飾の、花札みたいに派手な花を見ていると
なんだか春のお知らせそのものなのに、心変わるような驚起の感に
乏しい。
どうしてかなと振り返ってみると、
白い、淡い、満艦飾の、花札みたいに派手な猫が季節を問わず側に居て
見慣れているからではなかろうかと思うのですよ。
この日は桜に負けじと白い胸毛を膨らませるために、お風呂でした。
離れて見ると、桜の樹の花の様子はまるで綿毛のようにも見えるのです。
特に、クルシャ君が歩いているところを後ろから見たりすると、桜の驚起に
似たような印象がございます。
ちなみに
飼主が驚起、驚起というのは、欧陽脩の桃の詩に出てくる言葉。
桃の花の咲いたのを知って、春の到来を示す明白なサインに刺激される、というまさに
クルシャ君のおしりのふわふわを見てかわいいと思う飼主の気持ちと同じ。
雪裏花開いて人未だ知らず
摘み来り相顧みて共に驚起す
日本中でアップされている写真の大抵が花になっている
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