寒いので、クルシャ君のいつものベッドのクッションも新しくふわふわ
にしました。自分がふわふわだからなのか何だか分かりませんが、
クルシャ君はふわふわが大好き。だから飼主に寄りつかないのか。
なーんだ。
いやいや、それではいかんだろうと。
そろそろ三歳にもなったことだし、猫としてヒトの膝のありがたみ
くらいは覚えておいてもらいたい頃ですよ。
ふわふわのところでふわふわしてるところ、恐縮ですがクルシャ君にご用があります。
なんですか。
実は、仲良くしたいので、とりあえず挨拶しておきたいのです。
お時間よろしいですか。
撫でると噛み付いてきて、やがてバトルっぽくなる猫
許しを得た後で、軽く撫でるところから始まって、少しずつ懐柔していこうと
していたのですが、途中から軽く噛まれはじめて来ました。それでも仲良く
しようとなで続けていますと、本格的に格闘へと持ち込まれてしまいました。
最初は丁寧な交渉を繰り返していながら、やがて口喧嘩が始まって、ついに
戦争ということだってあるのです。ただし、最初からどうやって戦争へ持ち込もう
かと互いに機会を狙っている場合に限ります。何も外交非礼が嵩じて私闘の延長
でもって戦に入るなんて事は滅多にありませんね。オスマントルコのスレイマン一世が
神聖ローマ帝国カール五世に送った挑発親書とか、まあひどいこと書いてある。
戦争したかったんだよね。
猫の場合、舐め合いからすべて始まります。
ヒトと違うのは、彼等の場合、最初はあくまでもピュアな睦み合いであるという点です。
仲良く舐め合いが、やがて派手なじゃれ合いになってしまうのです。
猫雑誌なんか見ると、猫は家人の自分に対する役割を決めてかかっているらしいのです。
するとさしずめ、飼主は優しいお友達ではなくて、遊んだりじゃれたりする人という
ことになりそうです。
でも、あきらめませんよ。
いつかお膝でぐるぐる、を実現してやりたい。
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