クリスマスって何ですか?
目を丸くするほど知りたいのですか、クルシャ君。
紅白のめでたい扮装をした白髭の翁が、長年培ったスニーキングと
ビーストテイマーの技術でもってこっそり深夜過ぎに子供の寝室に
忍び込んで、なにやら怪しげな物品を置いていくという奇怪な戯言
を信じている気になっている人たちが、めでたいふりをする行事です。
猫でさえそんなこと信じませんよ。
普通、そうだよね。
飼主も気にしないのですが、ヒトの世界は信じなくていい事のリストを
信じるフリを続けることによって成り立っているのです。
鴎外の『かのように』みたいなものですな。
そんなわけで、今年も冬至の深い夜を楽しむのがクルシャ君と飼主の
この夜の過ごし方です。
しっとりして深くて、しんしんとして沈むような漂うような特別な空気が
この惑星の夜を包みます。へんなお祭りとか無関係に、じっとして夜を
聴いているだけで感動的なんですけどね。
クルシャ君、君には特別にというか、いつものようにおもちゃで遊ぶのが
いいみたいですね。
投げネタ(おもちゃ)を追う猫
おもちゃを投げてみました。
いつもならくわえて持ち帰ってくるのに、行ったきりだったので
追いかけて、おもちゃを見つけてまた投げてみました。
きゃふきゃふ。
投げて欲しい方向を投げる前から見ているのがよく分かると思います。
この程度の注意力で、よく日常で怪我しないものだと感心しますけどね。
無理やり変な事信じ込んで楽しもうとするより、ずっとましです
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