猫がよく取る行動には、よく意味が理解されていないものもあります。
思い当たる行動がいろいろあると思います。
しかも、そうした行動でも、すべての猫に見られるわけではなくて、
そんな行動を取る猫もいる、という形で個性になって繰り返されて
いるわけです。
たとえば、クルシャ君には、何にでも潜り込む癖があるわけですが、
すべての猫が何かに潜り込むことを個性にしているわけではありません。
でも、潜り込むのも、猫の行動のひとつです。
猫族にとって、選択可能な行動のリストがあって、そこから特定の行動を
それぞれの猫が選択して、個性にセットする。そんな仕組みはもちろんないわけですが、
仮定すると分かり易くなります。
最近、クルシャ君がそうした猫族の行動リストから引っ張ってきたのが
踏みつけ行動。
何か、とある対象を定めておいてから、後ろ足でもって、うどん粉を練り込む
みたいに交互に踏むのです。クルシャ君は飼主の手足やおもちゃに対してこの
踏みつけ行動を実行します。
とりあえず、何をしているのか意味不明ですね。
理解というか、せいぜい解釈止まりのことしかできないのですが、この踏みつけ行動
が何なのか、分かるようにする方法は二通りしかありません。
1.猫の行動を体系的に説明するとおぼしき資料から何か説明みたいなのものを引っ張ってくる。
2.理論を無視して、踏みつけ行動を行っている猫の様子をじっくり観察して学ぶ。
猫だいすきな飼主とその仲間たちは、2.を選択することでしょう。
というわけで、飼主も踏みつけているクルシャ君を観察し続けました。
すると、どうやら好きな相手を誘っているらしい
ことが分かりました。
遊びに誘っているようです。
あとはクルシャ君がどう思っているか、ですよね。
いろんな可能性があるのですが、そんなに悪いことは思ってないようです。
この件につきましては、今後とも調査致します。
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