チーフ(族長)。
昔、子猫の時にクルシャ君はそう呼ばれていました。
物怖じしない、ヤマネコのように勇気があって、物知らずのせいで
平気で危険なことができる十字軍の頭の悪い騎士のように野蛮でした。
ある程度大きくなったクルシャ君は、子猫の時よりは思慮深くなり、
そして子猫の時よりは、観察眼ができてきました。
しかし、族長っぽい性質は残っています。
椅子の背もたれに飛び乗って、こんなことしています。
ところで、以前から気になっていたのですが、読者の皆様で猫と暮らしたか暮らしている
方は、くしゃみしたときに猫がいつもと違う反応を見せたことは無いでしょうか?
はっきり言いますが、猫はヒトがくしゃみすると
うるさい、と文句つけませんか?
くしゃみするたびに、唸ったり、うひゃひゃと鳴いたり、返事するように鳴いたりしませんか?
すると思います。
クルシャ君の場合、そのヒトのくしゃみに対する反応の仕方が
族長的です。
飼主のくしゃみの度に、鳴きながら返事をして、あたりをちょうど獲物を
追いつめるように歩き回って間合いを詰めてきます。
それでもくしゃみをしていると、すぐ近くの飼主の死角で伏せながら狙いを
定めて、顔のすぐ近くに突然現れて、そして口元のに顔を寄せてきてキスします。
今まで、くしゃみに反応する猫は、うるさいと文句を言っている(抗議している)のだ
と思ってました。
でも違うかも知れない。
いつもと違うから、心配してくれているのかもしれませんよ。
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