聖杯の港、その名を持つ、かつて外洋を制し、聖遺物をも独占した国がありました。
いや、今でもありました。つい、忘れてしまった。近くで寛いでくれているクルシャ君を脇に見ながら、ポルトガルの銘酒を開けます。
その名も「サンデマン」
怪しい、怪しすぎる。
少しだけ飲んで、香りを楽しみました。
クルシャ君は風呂場で涼んでいます。昔、日本でも「ポートワイン」というのが流行したようですがほぼ、同じような味でした。
明日は、ユダヤ歴の節目の日。これだけで分かって下さい、というメールが来ました。いや、そんなので判る人は居ないですよ。
飼主は四ヶ月前から準備しておりますけれども。
随猫興説三 上 (うるたやBOOKS)
明鹿 人丸うるたや