『琅玕筠庭録 翡十四』が出版されました。
琅玕筠庭録 翡十四
明鹿 人丸うるたや
最近は上場株式のpbr一倍割れ撲滅運動や円安、国策による国民資産のリスク商品への誘導などによって、日経平均の底堅い推移が続いております。
背景にはより大きな枠での国際情勢のシフトも要因にあると思われます。
何れにしろ、三十数年間の日柄調整を経て、インフレの時代になってきたとは言えそうです。本書の原稿を作っていた頃は、大凡100兆円とされる日本の乱開発と過剰融資で生まれた国家予算規模の不良債権を少なくとも黙らせるのに、丸ごと一世代を犠牲にして成長と変化を否定してきた時代であった、とも言えます。
とはいっても、ほんの十年ほど前のことです。この間、組織の主要関心事は保身と存続であり、成果物のクオリティは最低限の維持に絞られました。
外部委託者の成果物は、組織の論理によってどのようにでもなるものではありますが、デフレ期間にあっては、成果物の価値の毀損による凡庸化またはクオリティの破壊が、組織成員による組織への忖度として機能します。
安物売りは安っぽい物を衒う、のが商売だからです。
『琅玕筠庭録』は毀損される前の原稿となっております。己の作品として妥協せずに要求される水準以上の物を制作し続けた記録です。
琅玕筠庭録 翡十四
琅玕筠庭録 翡十四
明鹿 人丸うるたや
本作に於いても、アムルタート様によるご助力を頂いて出版に至ったことをここに明記し、感謝いたします。
人丸関係の情報は、同アムルタート様が管理されている
明鹿人丸の世界
からご確認下さい。
また新たなプラットホームからの書籍選択もできるようになりました。展開名は「明鹿人丸の世界」で、ホームページと同様です。更に、うるたやのショップへの作品移行を随時行っています。近日中には、第四の販売サイトへの移行も行います。
琅玕筠庭録 翡十四
明鹿 人丸うるたや