高い場所を占拠した、かのように見えるクルシャ君。
飼主も、もう出ることは無いが、山を歩いてよく石積みなんかを見つけたことがあるのですけれども、山の集落遺構を探索している方の動画なんか、たまに拝見します。
見下ろす位置を占有する猫が、君らの間では強いみたいですが。
山地が多い日本国では、耕作地を拡げる為に、斜面に石を積んで平地を作っていたのです。
飼主は、本当に山歩いてたんですか?
秋から冬の間、飼主のズボンはオナモミ、イノコヅチ、センダングサの種みたいなのがいつも貼り付いてましたよ。人の手が入らない山は、とても優しくない。それでも開墾して農地を拡げた人たちがいた。
YouTubeのこちらのチャンネルなどは、伊予の斜面地に丹精を捧げた先人の史跡と言うべき場所の紹介が為されていて、感動しますよ。
ナレーションが立て板に水。淀むことなく聞けるのも心地よい。
飼主も何か喋ってましたね。
いやいや、聞きやすさや説明の分かり易さなどは、飼主などはとても及ばない。どうしたらいいのかな、と。
いずれにしても、山林だと思ってたら石垣で平地を作ってあってかつては村落であった場所などがあちこちにあるようです。
日没の背後にある山 (うるたやBOOKS)
東寺 真生うるたや