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Channel: クルシャの天地
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クルシャ君、ウルタ君に守護を御願いされる

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弱々しい、病気がちな子猫が二歳前にして、ようやく健康になって
くれました。今後どうなるか分かりませんが、飼主はいつも全力で
クルシャ君のことを大切にして守っていきます。







そんなクルシャ君に、最近変な癖が見られるようになりました。
健康になってくると、健康の一部を犠牲にして、それを個性に替えようと
するのは人間も猫も同じかも知れません。とにかく、生死に関わるような
癖を身に付けるのは止めてもらいたい。

新たな癖というのは、紐を端から飲み込んでいく癖です。


この癖を発見して、飼主はすぐにどこの部屋にも置いてあるウルタ君の
写真を見つめて、クルシャ君を守ってくれるように御願いしました。
上の写真のクルシャ君の頭の上に、写真立ての一部が見えていますね。








前夜、クルシャ君は糸巻きをおもちゃにしていました。
遊んだ糸巻きを引きずりながら歩いているので、手にとって見ると、糸巻きの糸の先が
伸びていって、クルシャ君の口の中に消えている。









ゆっくり、糸巻きを持って、糸を引いていきます。
すると、クルシャ君の口から手品師が万国旗を引っ張るように
糸が伸びてくる。その長さ約一メートル。








彼の口の中、多分胃まで達していた糸を回収して、その晩は何事も無く過ぎましたが
翌朝、トイレから出てきたクルシャ君が、おしりから糸を垂らしている。


病院だ。病院しかない、と思いながらウルタ君の写真を見ていると、そうだ風呂が
あると思い直し、クルシャ君を湯船につけて、お腹をマッサージしながら痛くない
ように糸の端を引っ張ります。クルシャ君はお風呂でそんなに緊張することもなく、
マッサージすると便通がよくなることがあったのです。









10分ほどマッサージしていると、お腹が柔らかくなって、糸が全部抜けました。

ウルタ君のおかげです。

一種のウールサッキングだと思うんですよね。猫が糸や布を舐めたり食べたりする。










クルシャ君の場合、長い紐を見つけて、端から一本うどんのように飲み込んでいく
わけです。

なぜだ?

どうしてそうなった?






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