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Channel: クルシャの天地
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クルシャ君のためにお祓い

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クルシャ君の猫として個性の分化を見守るのだ、なんて言いながら
生存を脅かすような悪癖を見逃してしまった飼主は、日々悩んで
おります。








毛糸や糸の端を見つけて、飲み込んでいく癖。
ストレス反応と甘えが混ざった結果だと思うんですよね。








この状況でもイタい癖を身に付けさせてしまうというのは、飼主に
問題があるか、猫とはそういうものなのか、どちらかなんでありましょう。







この日、飼主はクルシャ君に悪さしないように言い付けて、彼の悪癖を
なんとかしてもらうために神社に出かけることにしましたよ。










京都なんで、下鴨さんどす。










この写真、おかしいな。
気にしない。

とにかく、自然の森が見えてくると落ち着きます。









今年は、伊勢と出雲とで遷宮が重なったりしているので、神社に自然と目が
向きましたよね。











こういう神聖な場所を保ち続けて、次代に遺せる社会を維持していきたいものです。








そういえば、世界遺産だったなあ。








手水に清冽な水の流れる様子が特別好きです。








特別拝観、何年も前からやってますここ。
中世では、下鴨神社に奉仕する特別な階級の人たちがいて、自治を認められていました。
神人(じにん)って言うんですけどね。魚の調達や供物の調理を専門にしていて、そのへんの
利権を独占していたわけです。この建物も調理場みたいなもので、賀茂の神人の歴史を伝え
ているのかもしれません。

いや、見てないから何も言えないんですけど。








清々しい空気、伝わりますでしょうか。









昇殿参拝の待合所であります。








中に用いられている御簾も最高級のものです。






さすが下賀茂神社。屋根もきっちり檜皮葺で、あの屋根を保全するだけでも
相当資材が必要だろうなと思うわけです。







これがその屋根。








待っている間に、神職が暦を読んだり、こちらの意志を読んだりして準備
なさっているわけであります。


そうして無事にお祓いご祈祷して参りました。諸々払ったり願ったりで
随分と御世話になりました。






戻ると天使が待っています。

クルシャ君はイタズラしていませんでした。

悪癖退散。



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