猫風邪を避け、アレルギーも乗り越えて、この秋に体重の減少が見られたクルシャ君は、腎臓の様子を検査するためにまた病院に行きました。
飼主が彼から見えない角度にあると、騒いだり不安がったりしますので、こうして順番待ちの間は見つめてあげたり、猫バッグの隙間から指を入れて触れていたりします。
若い頃に下部尿路障害を起こして、血尿を出したことがあるので、以来ずっと腎臓と下部尿路ケアのフードを与え続けています。
検査の結果は、そんなに悪くなかったのです。ただし、常に新鮮な水を与えるようにと指示がありました。猫用ファウンテンは論外。
猫病院の先生は、猫のために出来ることを何でもしなさい、と厳命される方なので、飼主は信頼していますよ。
というわけで、クルシャ君の水は一日に六回以上、新しくする掟ができました。
極東寓話集 (うるたやBOOKS)
明鹿 人丸