二ヶ月余り前のことですが、北野の梅花祭がございました。
梅越しの、こまいぬのおしり。
なんでも、清水寺にはメカ狛犬がいるらしいが、おそらくこっちの方が強い。強さの問題でも無いし、誰がどっちが強いかの話をしてるわけでもないが。
北野梅園を散策しつつ、花見客のご尊顔を写さないように花だけ撮る技術に長けてきましたよ、飼主も。
梅園の見事さだけ伝えて、逍遥する花見客の心まで春の光にまとめてしまう、という技術も開発しましたよ、飼主は。
光が強くない昼間なので、鳥たちや梅に着いている地衣類までよく観察できましたね。梅園は何も花だけを観に行く場所では無い。キジバトの求愛の度重なる失敗を目にして、この世はやはり残酷だと思ったりも出来る場所なんであります。
そういえば、園内にある石碑の汚れのおかげでよく読めなかったのだが。あのいくつかある筆塚の石碑文のひとつは左思 三都賦 ではないのか?ないのか?と言ってるだけで、読んでませんからね。読めるほど綺麗じゃないとも言ってますから、今度行くときには字が読めるほど綺麗になってるといいなと、お客さんは思いますよ。石碑なんだから、碑文は読めるようにしておこう。管理者の責任です。
また文句言ってしまった。二ヶ月余り前の話。まだ続きます。
水のソーテール6: 臍行者 オンパロ・プシシック (うるたやBOOKS)
東寺 真生うるたや