ある夏の終わりの一日、飼主はどこかにあるという「天国」の話
を聞いて、そのあたりを探索中です。
民家の屋根に這い上がったカラスウリの花。
これだけでも相当和みますね。
寺の裏。
歩いているだけで、すでにこのあたりに天国の雰囲気がしていますよ。
すると、すぐ近くに見つけました。
京町家を改装したカフェです。
町家カフェ自体はいくつもあるのですが、こちらは特別です。
もちろんアンティークがカラーリングをよく考えて配置されてますし
センスもいい場所なのですが、こちらが天国である理由は別にあります。
猫がいるんですね。猫が。
町家で、猫がいるカフェ。
ここで過ごせたら至福ですね。
しかも、客で初見なのに、近寄ってきて挨拶までしてくれます。
尻尾立てて、「いらっしゃい」。
飼主の持ち物に寄ってきて、すりすりです。
すぐに頭を撫でさせてくれました。
ひととおり歓迎が終わると、「ゆっくりしていってね」といった感じで
自分の持ち場に戻っていきました。
なんだか懐かしいものが置いてあります。
70年代に田舎の家で過ごした記憶があるなら、和めると思います。
もちろん、なくても和めます。
この景色を見ながら、猫が往き来する座敷でゆっくりできます。
猫部隊の持ち場。
実は二匹います。
注文した飲み物がやってきました。
テーブルの上に、膳。
膳にきっちり皿やグラスが置かれているだけで、落ち着きますね。
モヒート飲んだり、ケーキ食べたりしながら、幸せでした飼主。
にほんブログ村