10年前の節分の日に飼主は君と最初に会った。というより、業者から保護した。すぐに病院に連れて行くと、獣医師はこんな状態の子猫を販売するなんて許せないと憤ってましたね。
改正動物保護法により、2021年6月1日から生後56日以下の生体を販売してはならないと定まりましたよ。我々は君が生まれてから、52日目に出会っていて、購入契約をしたのはその12日前だから、君は生後40日で販売されてるんだよ。だからこんなに虚弱なままだ。
規制はもっと厳しくなるらしい。猫の国実現の為にも、不幸な猫を生んでしまう状態は変えて貰いたい。
いろんな病気と闘って、よく克服したからなんとか幸せですね。
でももうひとつ節分の事件を想い出して貰いたい。
君、数年前の節分前後に脱走したよね。