先月、クルシャ君はキャットタワーをプレゼントされました。
喜んで目を丸くしています。
猫にはいくつか不思議なことがあって、この現象自体は確認できるけれども、正体が知れないといったことがいくつかあります。全部集めて七つになれば七不思議なんだろうが、数合わせのために不思議を作ろうとは思わないので、そのひとつを挙げておくなら不思議の劈頭に出るのが「猫は家に入る物品のうち、自分に属する物を最初から知っている」節がある、という不思議です。
この現象、意識していないと見分けられません。猫によって態度の明確さが違うかも知れないし、間主観的な現象だったりするともうどうにもならないから、とりあえず不思議とだけ言うのです。
クルシャ君はこの傾向が顕著です。
箱が来ると、自分の物だと知っているかのように最初から寄ってくる。
この物品も見たこと無いのに、自分の物だと主張するわけです。
もっと事例を集めて、広範な記録を把握し、傾向を掴んだならば単なる不思議か気のせい、から「法則」に変更しますよ。
ウルタールのうる総集編: 4 (うるたやBOOKS)
明鹿 人丸うるたや