秋も闌けた頃、クルシャ君は日向を楽しんでいます。
床に何か一つでも印や敷物があると、占拠してしまう。古代の陸戦だと、なかなか優秀な兵士になれます。現代戦でこれやると致命的なことになります。
それは当然、隠密性が作戦の成否を決定するからであります。拠点を決死隊で制圧して旗を振る時代じゃありませんのですよ。
気持ちよさそうに転がっていたクルシャ君を撮影していたら起き上がってしまいました。
あんまりこの上で転がってくれると、毛が絡まってしまって取り除くのが面倒なんだが、この際いくらでも転がってもらいたいですね。気持ちよさそうだし。
分かって貰えたようで、また寛ぐことにしたようです。
飼主が様子を見に来ると、咎められてるんじゃ無いかと思いがちなクルシャ君です。そして毎回、それは違うと分からせるんですが、根本的なところで何かまだ通じてないような気がする。
ウルタールのうる: 巻三十 (うるたやBOOKS)
明鹿 人丸うるたや