夏の京都寺社巡り、やっております。
こちらは鞍馬、奥の院。
山道を歩いてやっと魔王尊のところにたどりつきました。
途中木の根道やら板で仕切っただけの階段やらあったのですが
写真撮っている余裕はありませんでした。
蚊や虻に出会わなかったのが幸い。
そうして下り坂を下りていくと、賑やかな貴船の川沿いに至ります。
川音がして涼しげです。
樹と水が豊富なだけで、随分涼しく過ごせます。
しばしとてこそ立ち止まりつれ。
『江戸名所図会』なんか見ると、昔は都市部もこんな感じ。
貴船神社のご神木。
絵馬だとか水分(みくまり)信仰だとか、一通り確認しておいてですね。
飼主は境内の水をとにかく飽くほど飲みましたよ。鞍馬に水が無いおかげです。
冷たくて美味しい水でした。貴船には三社あるので、奥まで参って下さい。
奥宮の「権地」。
我がプロデューサー殿によれば、磐座だそうです。
なにかとても良い雰囲気があったので、なんとなく撮った一枚。
気に入ってます。
空がやや暗めになっていると、アートなんじゃないか。
いやー、涼しかったですね。しかも水が美味い。などと、ちょっとした
山越えで充実感を味わいつつ、猛暑の京都市内に戻っていきます。
奥座敷から座敷牢へ移動です。鞍馬は水飲み場を設置してください。
大事なことなので、三度言いました。
個人のお祈りの内容を暴露する意図はございません。
なので、仮に読めてしまうものでも絵馬を読まないでください。
ここは、京都の「縁切り神社」で有名な安井金比羅宮。
どんなことが書いてあるか、みなさんご存じでしょう。
この数年、大人気なんですよね全国的に。
絵馬の奉納数がものすごい。
飼主、神社で願掛けや願い事したことないんですよね。
普通、やるもんなんですかね。
これが何ですか、有名な願掛け用の仕掛けです。
見る度に、トンネル上部の札の塊の嵩が違います。それだけ激しく
増減していることを考えれば、参拝者たちが途切れていないことが
よく分かるのです。社殿も新築中でしたしね。
立派な手水。
どこにでも場違いな参拝者というのはいるもので、飯田橋の東京大神宮に
出かけた時も飼主は浮いてましたが、似たような除け者感、疎外感をしっかり
感じてきました。ただ、京都らしくそのあたり、なんというかはんなりとした
違和感で済ませてもらいました。
「あら、お兄さん方にも御用あらはるんやろか」くらいですね。
用はあるのです。ただ、目的が違う。
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